こんにちは、クマノミです。
年下だから、意見が言えない。
自分は役職が低いから意見が言えない。
私も今の会社では1番年下の立場であり、中々意見を言いにくい事でもやもやしていました。
そして、言えずにいて「あぁ、言っとけばこんな事にはならなかったのに」と後悔する事も。
自分の仮説が合っていたからこそ、歯がゆい思いを減らすためにも参考にしてみてください。
誰しもが通る道
歳が若い、役職が低い
この事象って、ほとんど人は通ってくる道筋ですよね。
学生時代に起業したという場合は別ですけども。
だからこそ、改めて考える必要があると思います。
ベテランが「そんな事言ってたらダメ」と理解をしようとしない姿勢を見せてきたら、コーチング力は皆無と思っていいと思います。
なぜなら、誰しもが新入社員を経験し、誰しもが年下の立場があるからです。そんな事言ってるベテランの先輩も昔は同じ立場だったはずです。
そんな初心を忘れてしまっている先輩は、いわゆる視野の狭い人なんだなぁと思ってください。
おそらく、今の仕事で手一杯で余裕がないんだと思います。
と、前置きが長くなってしまいましたが、言いたい事はシンプルです。
もちろん、言える事に越した事はないのですが、言えなくてもそれはそれで大丈夫!
思いつめる事でもないです。
しかしながら、立場上言わないといけない時も出て来るかと思います。
その点について、具体的に述べていきたいと思います。
意見が言える人の特徴
本当に大切な事は何かを見極める
最年少○○という肩書を耳にしたことがあると思います。
私の周りにも最年少で日本を統括する役職についている人がいます。
その方は時には、一回り以上上の人でも容赦なく詰めると言っています。
いろいろお話を聴かせていただく機会があったので、聞いてみました。

〈年齢〉という単語を使っているのは言い訳ですね。

おぉ、、いきなりキツめの回答やぞ…
そもそも年齢で区分けをしてしまうと、いつまで経っても言えずにいて、事象が変わらないため、ビジネスが進まないとのこと。
まぁ、確かに言われてみればそうですよね。
その点を踏まえて、一番大切なことはビジネスを最大化させるために必要なことは何か?
この軸をブラさずに持つ事が何よりも重要だと言います。
そして、軸さえ持っていれば、本題である「年齢」という概念が数ある事象の一つに過ぎない事が理解できます。
だからこそ、長期的に見てビジネスの最大化にとってその人の成長がプラスにかかわる可能性があれば、厳しく接することも辻褄が合います。
一方で、その人からの評価を気にして、言わないといけない事を言えずに長期的にビジネスへの障壁になる事もしばしばあります。
要するに、どの時間軸で見るか。そして、本質的に重要なことは何かを見極めるという事ですね。
見極めるためにはどうすればいい?
それでは、ビジネスの最大化が重要である事は理解出来たかと思います。
理解は出来たものの、本質的に必要なことを「どう」見極めればいいのか疑問に上がります。
見極めれないといつまで経っても現状と変わらずに環境は変わらないため、見極め方も非常に大切です。
しかしながら、実はとてもシンプルです。
「So What」「Why So」を繰り返します。
これはロジカルシンキングでよく使われる一つのフレームワークです。
「So What」とは直訳すれば「だから、なに?」です。
○○が必要だと結論を出しただけではなく、だからなに?と深ぼって質問します。
そして、その後に「Why So」なぜそうなのか?と問いただす。
このサイクルを回りながら、だんだんと質問を掘り下げて行くのです。
最低でも、なぜを3回深掘る事が出来れば基本的にはOKです。
なぜを突き詰めていくと、本質的に大切な事が見えて来るからです。
そして、これは常日頃から様々な事象に「なぜ?」と疑問を持つクセをつけると非常に精度が上がります。
習慣になっている人は、散歩している時に看板を見つけて、10秒で以下のことを考えます。
・この企業は何をしているのか?看板から見るに○○な感じかな?
・どのように売上をあげているのか?市場的にこれくらいありそうだから…○○くらい?
・従業員は平均これくらいいそう?
・広告を出すという事は広告費が出せるくらいの売上はある?
・広告を出すことでどれくらいの利益がより見込めるのか
・では競合はどの企業なのか?競合に対してのポジショニングはどうか?
・固定費ではどんなのがかかるのか?
・変動費はどんなのがあるか?
などなど、挙げたらきりがないですが、思考は癖付けると非常に強力な武器になります。
これを行う上で大切な事は、間違ってもいいから自分なりのロジック、論理を展開して推測する事!
どんどん間違えていいから、とにかくたくさんのことを推測しましょう!
上記のような考える習慣がついていると、深堀り質問は当たり前の様にできます。
ぜひ、考える習慣を身につけて本質的な軸や意見を持つようになりましょう!
まとめ
・誰しもが若い世代を通り、今に至るから
・本当に大切な事を見極める事が非常に重要
・ビジネスの最大化させるために必要なことは何か?
・その軸を決してブラさず、取り組む
・軸を見つけるためには、「なぜ?」を繰り返して深堀る
・考える習慣を身につけるために、看板やCMの企業などを推測する
自分の中の軸を持つことが出来れば、プライドを持って取り組むこともできますし、責任も持てます。
重要な局面に差し掛かった時には、必ず立ち返って「何が大切か?」を自問自答しましょう。
原点に立ち返るってやはり重要なんですよね。
本当に大切なこと・やらないといけない事を常に問いながら仕事を進めていきましょう。
それではまた!
コメント