【間違えてたら恥ずかしい】目的と手段の違い

仕事術
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仕事をし始めた新入社員の時に上司、先輩からよく言われていました。

「目的と手段を間違えてないか?」

最初、意味が分かりませんでしたが、営業所が変わり全国でもトップクラスの成績をたたき出す先輩方の話を聞いていくうちに、理解できるようになりました。

この違いは明確にわかるようになったのは、最近ですがそこの違いが分かると「目的」の重要性も理解できます。

どこかの本にも書いていましたが、トップ1%の成績を出す人は必ずと言っていいほど、「目的」の考え方が違います。

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何よりも目的意識

目的とは、「それをすることで、最終的にどうなるか」そのゴールにとてもこだわります。

そして、常に今していること、これからしようとすることと、「目的」と照らし合わせるので、絶対にぶれません。成績が出ない人ほど、知らない間に「目的」が変わっている、ずれていることもあります。

なので、講演会や重要顧客とのアポイントでも今日の「目的は何か」を明確にしてから活動します。「目的」が明確になっているので、営業の場で話がそれても、修正できることも大きなメリットとなります。ほかにも、今日の面会アジェンダを先に出すことも非常におすすめです。

周りの営業マンと比較しても、頭の中には「目的」を常に意識しているので、ゴールの意識レベルが周りと違うので、その「目的」に対しての達成率が高いのは当然です。

これは、僕自身も経験から実感しましたが、「目的」をなるべく具体的に小さなゴールという形で設定できれば、あとは行動のみになるので、自然と活動のスピードが格段に上がります

このなるべく「具体的に小さなゴールを設定する」ことが常態化できるようになれば、周りとの差は開いて当然です。

そもそも、活動量が違うので、チャンスの数も違うからです。

そして、活動の中で「何をするか」が次解説する「手段」です。

手段はどこまで行っても手段

手段とは、「目的を達成するため」の方法です。

普段何気なく、手段を認識してますが、いざ仕事のこととなると、混同することも出てきます。

概念だけを見るとこんなの間違えへんわ!ってなりますが、例えを見てイメージしてみてください。

例えば、営業職であれば、数字をあげることが仕事です。数字を出すために雇われていますからね。

ですが、会社の方針で営業のツールを社内・顧客に浸透させるために、どれだけ普及できたかどうか(活動面)を評価するとします。そして、その評価だけを見ると活動に目が行ってしまいます。

ですが、そのツールを普及させるということは、営業成績をあげるための、あくまでも「手段」ですよね?

他には、自分のプランを発表する時でも同様です。「○○をする」の○○が目的を達成するための、「手段」の宣言になることは大いにしてあります。これでは、曖昧過ぎます。

なぜ、現状の問題を把握・分析し、今足りないことはこれだ!と決まってゴールは設定されます。そして、初めてそのゴールを達成するための「手段」が出てきます。

「手段」はあくまでも「手段」です。なんのためにこれをするのかを常に意識することで、本質的にすることが見えてくるようになりました。


ここまで、目的と手段の話をしてきましたが、結局設定する「目的」がずれているとどれだけ頑張って、成果を出しても、全く意味がありません。この「目的」の設定が非常に重要です。

そこでとても勉強になるのが、「イシューをはじめよ」という本です。この本では、名前の通り、「イシュー」の問題を解決することが重要であると述べられております。

今回は、「目的」と「手段」の違いについて、解説しました。必ず、今していることは「なんのためにやっているのか」を考えることで、段々と見分けれると思いますので、ぜひ、実践してみてください!

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