【仕事にも応用できる】リスクについての間違った捉え方

仕事術
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こんにちは、クマノミです。

早速ですが、あなたはリスクと聞いてどういうイメージをお持ちですか?

クマノミ
クマノミ

「危険」ってことやないかなぁ

他にも、「ここは危ないで!リスクが高すぎる!!」のようなやり取りも出てきそうですよね。

上記の事からネガティブなイメージで用いられる言葉のように思えます。

なので、必然的にどれだけリスクを取らないか、が重要視されることだと思います。

ですが、本質的な意味は違います。

リスクの本質的な意味は「不確実性」です。

今回の記事では、ここだけ押さえたらもう完璧です。

そして、この「不確実性」というのは基本的には投資家の目線でとらえられる事が多いです。

しかしながら、考えてみると僕たちのように日々、働いている中でもこの「不確実性」とどう向き合うかを意識しなければいけない場面があります。

今回の参考図書はこちらです。表紙に見合わず、とても軽く読める内容でおすすめです。

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リスクの本質的な意味は「不確実性」

投資家目線での「リスク」とは?

結論から言うと、「ボラティリティの大きさ」になります。

クマノミ
クマノミ

なんやそれは。聞いたことないぞ!!

そんな声も聞こえてきそうですね。

簡単に解説します。

投資家は、日々株価と向き合って生活をします。

このようなチャートを用いて取引をしているわけです。

そこで、この株価がどれだけ動くか、「株価の変動率」を見る度合いという事です。

要するに、価格が動く値幅の事を指していると思って頂いて結構です。

という事は、価格が動く値幅が大きければ大きいほど、「リスクを取っている」という言い方をします。

価格が大きく動く場面をイメージしてください。

下に大きく下げる可能性もあれば、大きく上に動く可能性もあるという事です。

ここでのポイントは、「下に動くだけでなく、上にも動く可能性がある」という事です。

もちろん、下に動いたら損をこうむることもあります。

その「リスク」を背負って、上に行く可能性をつかみに行くのです。

価格がどれだけ動くかに対して「不確実」であること、それが投資家からすると「リスク」なのです。

そのリスクを取りに行くという事は、大きな損失と大きな利益、両方の可能性を取っているという事です。

ビジネスではどうなのか?

勘の良い人はお気づきかもしれないですね。

ビジネスでのリスクも「不確実性」という意味になります。

例えば、商談をイメージしてみてください。

ここぞという場面で、切り込んでクロージングをかけていく人がいます。

その人は、商談相手によったら話が合わず相手に嫌がられるかもしれません。

しかし、その踏み込んで言うべき事はハッキリ言う人というのは一定数しっかり商談を成立させる事も出来ます。

そのどちらの可能性も持っているという訳です。

加えて、商談相手が重要顧客であった場合を想定しますと、考えられることは二つです。

  • 嫌われて、今後の商談だけでなく、周りの取引先にも悪影響を及ぼす可能性
  • 好感を持っていただいたことで、大きな売上だけでなく、関連企業やひいきにしている企業も紹介してもらえる

と言った具合でしょうか。

後者の方に出来る限り可能性を近づける行為を、リスクを低くするという捉え方もできます。

その商談に入る前に、周りに根回しをすることや、本題の内容を小出しに出しておくなど、やり方はいくらでもあると思います。

ここぞという場面で、立ち止まってしまう時には、ぜひこの記事を思い出してほしいです^^

悪い方に行けば困るが、その分良いようにいく「可能性」もある。

「不確実性」こそが「リスク」を取るという事です。

最適なリスクを取る

先ほどまでは「リスク」とは「不確実性」であることを、投資とビジネスの両方の目線から解説しました。

さて、ここからは「リスクを取らない人」ではなく、「最適なリスクを取れる人」になっていきましょう。

なぜかというと「リスクを取らない人」というのは平凡な成果しか出せないからです。

業界によっては、成果と呼べるのかも疑問になります。

要するに、「リスクを取らない人」は得てして成果を出しづらい人になるという訳です。

どうせ仕事をするなら、成果を出したいですよね。

成果を出すなら、失敗する可能性を少しでも減らして、自分が死なない程度の最適なリスクを取る事が非常に重要になります。

そうすることで、成果を出せるビジネスが出来るようになり、自然とリスクを取れるクセが付きます。

出来る先輩は壁にぶち当たった時に、こう思うようになるわけです。

フグ先輩
フグ先輩

リスクがこれくらいだから、やってみようか。

出来る人というのは、リスクを避ける人はいません。

どれだけ「リスクを最適化」して、利益を出せるかを注視します。

「最適なリスクを取れる人」になるためにはどうするべきか?

じゃあどうすればいいかという話に入ります。

ここで重要なのが「どれだけ失敗に慣れるか」です。

失敗に対しての考え方を見直すのも重要ですね。

理由としては、「失敗を出来るだけ避ける人」になってしまうと、リスクが取れないからです。

過去に解説もしていますので、合わせて参考にしてみてください。

【20代必見】失敗した時の考え方
社会に出てから、本当に多くの失敗をしますし、怒られますよね。 僕も、それはもうやらかしまくりですし、怒られまくってました。。。笑 ですが、これだけは胸張って言えます。 「同じ失敗は絶対しません。...

わざわざ自分から失敗しに行くのが好きな人は少ないと思いますが、結果を出している人で過去に失敗していない人も同様に少ないです。

どれだけ最小の失敗に抑えて、小さな失敗を経験する。

その中で、結果が出たものを伸ばせば今までの失敗は余裕でペイ出来ると考えます。

面白いですよね。

特に今まで僕たちが受けてきた、学校教育が異常なまでに「失敗は悪」という方向性でした。

なので、失敗を避ける行動そのものは当たり前なのです。

だからこそ、失敗に対してあまり臆せず飛び込む、最適にリスクを取りに行ける人が結果を出しているのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。まとめると以下の通りです。

・リスクとは、「不確実性」である
・リスクとは、投資家目線では「ボラティリティ『株価変動の度合い』」と言い、ビジネスでも同様に不確実性である事が言える
・最適なリスクを取ることが非常に重要である
・リスクを取らない人は、得てして「成果が出せない人」になる
・最適なリスクを取る人になるためには、「どれだけ失敗に慣れて、受け入れれるか」

昨今マックジョブと言われる、「誰にでも出来る仕事」はAIが台頭してきて淘汰されると言われています。

では、その中に自分が入らないためにはどうすればいいのでしょうか。

やはり、何かしらの「結果」を出すしかないのです。

たまにこんなに頑張ったのに報酬が低すぎる!という人がいます。

プロセスはいいのかもしれませんが、成果が出ていないと会社としても利益を得る事が出来ません。

ですので、ボーナスを出せないのは当然です。

確かに、成長の側面でプロセスを見るなど様々な意見があると思いますが、逆に結果を出している人は転職をする際に引く手あまたです。

やはり企業は成果を出せる人が欲しいのです。民間企業なので。

そう考えると、どれだけ成果を出せるかの「武器」として、今回ご紹介した「リスク」に対する考え方と、最適なリスクの取り方が役に立つはずです。

ぜひ、最適にリスクを取るクセをつけて、成果を出していきましょう!

今回の参考書籍もチェックしてみてください。

それではまた!

 

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