【生きるために『死』について考える】死ぬことは怖いこと?

考え方・思考法
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こんにちは、クマノミです。

あなたは、死について考えたことはありますか?

結構哲学的な話になってしまうかと思いますが、概念的な話はしません。というより、出来ませんので、ご安心ください。笑

死に関して、考える重要性から順番に解説します。

参考図書も載せておきます。何度も読み返したくなる一冊です。

死ぬまでの生き方を「お金の使い方」と照らし合わせて解説してくれるなら、これ。

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「死」について考えるのは、とても大切

なぜ「死」について考える事が重要なのか

「元気に生きているなら、考えんでええやん!!」「今を生きなあかんやん!」

僕も前までそういう風に思っていました。

死んでから考えたらいいと言われれば、(物理的に無理ですが)それもそうやなと思います。

ですが、「死」を考えるという事は、ある意味人生のゴールを考える事にもなります。

「人生のゴールをこんな風に生きたい」「だからこう生きたい!」

死ぬまでの「生き方」を真剣に考える機会にしてほしいと思います。

以上のことから、僕は「死」を考えることは決してネガティブだと思いません。

前向きに生きるために「考えるべき」事柄だと捉えています。

必ず「死」は訪れる

大学生の時にTwitterでなるほどと思った文章がを見つけました。

「あんたは、生命をなんだと思う」「性交渉によって感染する致死性の病」by 伊藤計劃 

屍者の帝国という話の一節のようですね。

最初、見たときは何のことやねん。と思っていましたが、その後何度もこの一節を読み返してしまいます。

人は、必ず死ぬ生き物だからです。

絶対の真理です。死なない人はこの世にはいません。

“致死性の病”の意味と完全に合致しますよね。

なぜ人は「死」を避けようとするのか

必ず死ぬのは、もう理解できたかと思います。

それでは、必ず来る「死」に迫ってくるとしたら、出来るだけ避けようとしますよね。

死ぬなんて、遅いか、早いかの違いだ

こういうセリフ、アニメやドラマでたまに聞きますよね。どうしても鬼気迫ったときに聞くセリフなので、悪いことのように聞こえますが、果たしてそうでしょうか?

先ほどの話に戻りますが、「死」は必ず起きます。

何度も言いますが、人は人として誕生する時に、致死率100%でこの世に出てくるわけです。

必ず死ぬことが前提なら、次は死ぬタイミングの話になります。そうなると、先ほどあった「遅いか、早いかの違い」というのはまさにその通りだという事です。

早いタイミングで死にたくないから、死を避けるということですよね。

早く死にたくないという事は、「まだやりたいことがある」という事です。

やり残したことがあるから、「今(もしくは早くに)死にたくない」と考えるわけです。

やり残した事はなに?

先ほど、死を避ける理由として「まだやりたいことがあるから」と述べました。

  • 子どもが成人するまで生きたい
  • 孫の顔を見るまで死ねない
  • 世界一周したい
  • 結婚式を挙げたい

などなど、人によって様々あるかと思います。

あなたのやりたいことを、ご自身で明確に理解していますか?

もしやりたいことがない・分からない場合は、ぜひ「やりたいことリスト」を作成してみてください。

あなたのやりたいことを好きなように、自由に書くことで「可視化」出来ます。

注意したい点としては、必ず「お金は度外視」で自由に書く!という事です。何も縛られず、やってみたいことを書くことが重要です。

死を意識した経験

ここから少しだけ僕の実体験にお付き合いください。

人生で、本当に死を意識したことは1度だけあります。

現在、豪雪地帯に住んでいるので、冬になると雪が積もります。察しの良い方は大体見当つくと思います。

ある日の帰宅中に、いつも様に普段の半分以下のスピードで車間距離もしっかりあけて走っていました。もちろん、ほかの車両も車間距離もスピードも意識して走っていました。

スタッドレスタイヤで走行はしていたのですが、吹雪いていたので視界もかなり悪かったことを記憶しています。

案の定スリップして、2回転しました。しかも高速道路で。

車両が回りながら、山に突っ込むところでギリギリ止まりました。

そして、運よく車間距離もあけていたので、後続車両も突っ込まれずに事故なく無事帰れました。

実際に回っている時に「あー、俺このまま死ぬんかな」と思いました。

話だけ聞くとぶつけるだけと思いますけど、とは言え高速道路です。傍が崖だったという事もあるので、ただではすみません。

実際に走馬灯を見る事はありませんでしたが、僕実体験ではリアルに「死」を意識した初めての経験でした。

その時に「これまだやってないやん」という事がたくさんあったなと思いました。

そのあとから、無性に「死」について書いている本を読むようになりました。

冒頭にも紹介している本もその時に読んだ作品です。

☞ あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー

☞ DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

☞ 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

1度意識すると人生観変わるという話は聞きますが、僕自身もそんな気がします。

「今を生きよう」「やりたいことは今のうちにやろう」

その後はそう思うようになり、出来るだけ後回しにすることをやめました。

なので、嫁と人生で初めてのパラグライダーに乗ったり、現在スカイダイビングも計画しています。(飛ぶことが好きなんかな笑)

また、死ぬまではいきませんが、こちらの記事ではイギリス留学初日でホームレスになりかけた話もしています。

【10代 イギリス留学】短期留学で学んだこと
昔から海外旅行に定期的に行ってたこともあり、英語は好きなほうでした。頭は良くないので、テストはまぁそんな感じですが、、笑そんな僕も人生で、2回短期で留学に行ってました。1回目は、中学二年生の時にアメリカのシアトルに1週間ホ...

まとめ

今回の言いたいことは以下です。

  • 人は必ず死ぬことを前提に生きる。
  • そうすることで、より「生きること」にフォーカス出来る。
  • 今死にたくないなら、「まだやりたいこと」があるはず。
  • 「やりたいこと」を視覚化させて、今のうちに一つずつやろう!

死ぬことが分かっているなら、万全の状態で死ぬのは難しくても後悔のないように最後を迎えたいですよね。

言葉を選ばずに言うなら、どうせいつか死んでしまうなら、その「死」を有効活用しようという事です。

つまり、今生きている人生をより充実させるために「死」を使う

そんな考え方でもいいのかなと思いました。

いかがだったでしょうか。

必ずやってくる「死」を上手く使って、「自分の人生を生きたい!」そう強く思っています。

だって、自分の人生ですからね!より幸せにより豊かに生きたいです^^

それではまた!

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