こんにちは、クマノミです。
今回は「株式投資」についての、良い面だけでなく注意するべきポイントも含めて、解説します。
僕自身、投資を始めて丸4年たっており、緩やかに資産は伸びていっております。
普段仕事もあり、兼業投資家としては「長期投資」が1番自分にあっているなと思い、のんびり資産形成しています。
僕が実際に実践している中で、気づいたことをまとめようと思います。
難しい言葉は使わずに、シンプルに簡潔に書いていきますので、簡単に全体像を把握して、「なるほど、こういうものか」と思っていただければ嬉しいです^^
株式投資とは?
「株式」とは何か?
そもそも「株式」とは一体なんでしょう?
株式とは、企業が資金調達をするために発行する所有権のことを指します。
要するに、「会社の権利一部と、お金を交換する」ことを言います。
そして、その「所有権」を売買することを株式投資と言います。
次に、企業側のメリットを考えていくことで、全体を把握しましょう。
資金調達
人を雇うと、お給料を払う必要があります。
また、物を仕入れるなら仕入れにもお金がかかります。
事業をする上で、お金は非常に重要になることは想像しやすいと思います。
さらに今の規模を拡大する時は、スタートアップ時の時よりもさらに大きな規模の資金が必要なります。
その際に株式を公開していると、機関投資家、個人投資家が自由に売買でき、資金調達できます。
そうすることで、更に事業の規模を拡大させて、利益を上げることができます。
また、銀行融資が基本となりますが、「融資」という言い方もあり、返す義務があります。
一方、「株式」での資金調達だと返す義務はありません。
その代わり、利益を増やして株価が上がることで、出資者に恩返しします。
株式に関連して、NISAについても解説しております。よかったらチェックしてみてください。

それでは、本題の個人投資家としての「株式投資のメリット・デメリット」について、解説します!
株式投資のメリット
リターンが得られるから
これが1番のメリットではないでしょうか。
むしろ、リターンを求めに僕含めて、多くの投資家が血眼にして企業を探しています。
リターンについて、もう少し深堀すると、大きく2つに分けられます。
- キャピタルゲイン
- インカムゲイン
この2種類です。順番に解説します。
キャピタルゲインについて
これは、「値幅益」とも言います。
例えば、株価1000円の企業の株を100株買います。
そうすると、1000円×100株=10万円になります。
その株価が1100円になると、1100円×100株=11万円になります。
株価が100円上がって売却すると、1万円の利益が得られるという事です。
買った株価から、価格が上がった時点で売れば、その分利益が得られる仕組みです。
これはわかりやすいですね!
次はインカムゲインについてです。
インカムゲインについて
株式投資では、「配当金」が「インカムゲイン」にあたります。
不動産では「家賃収入」のことを指します。
「配当金」を出している企業の株を保有していると、自動的にある一定の割合で「配当金」が振り込まれます。
この魅力と言えば、なんといっても「不労収入」です。
何もしなくても、株式を保有しているだけで、収入を得られるという夢のような仕組みです。
こちらもご確認ください。

【米国株】長期投資でのリスクリターン
経済規模でいうと、世界最大の国が「アメリカ」です。
全世界の投資家が注目する「S&P500」指数について、解説している記事も張っておきます。

なにが言いたいかといいますと、「S&P500」だと30年以上で右肩上がりになっています。
何度かの暴落はありますが、そのたびに時間をかけて、底を上げていって最高値を更新しています。
そういった、経済成長が見込める国や、企業に投資をすることで、限りなく元本割れのリスクを減らすことも可能になります。
こちらの書籍では、米国が長期投資に向いている理由をしっかり数字を活用して、紹介されています。
投資をしているなら、誰しもが読んだことのある名著です!
企業の意思決定に参加できる
株式の保有数に応じて、議決権が付与されて、企業の意思決定に参加できます。
株主総会などで、議決権を持っていれば参加できます。
株主ならではの特権ですよね。
複利の効果を享受できる
「複利」の効果を受けることで、より大きな資産を築くことができます。
詳しくは過去に解説している記事をご覧ください。

30年で1.7倍もの差が出るとなると、しっかり勉強するが勝ちな世界だということがよくわかりますね!
株式投資のデメリット
元本割れのリスク
1番のデメリットは、やはり「元本割れのリスク」です。
100万円投資しても、110万円になる可能性もあれば、90万円になる可能性もあるということです。
ただこの「リスク」というのは、株式投資においては「ただ損するかもしれない!」と考えるのではなく、「不確実性」という考え方が重要です。
要するに、10%上がる可能性もあれば、10%下がる可能性もある。
その可能性の幅が「リスク」と表現されております。
リスクについて、とても分かりやすく解説されている書籍も載せておきます。
よかったらチェックしてみてください。
【注意】複利の受けれない手法
先ほど、複利の恩恵を受けれることを「メリット」として、ご紹介しました。
ですが、長期間投資をしていても、複利ではなく、「単利」で運用してしまう可能性もあります。
それは、「利益を再投資しない」ことです。
ただ、多くの投資信託では「利益再投資」を選択出来ますので、その点間違わなければ問題ありません。
せっかく早くから初めているのに、再投資をしないがあまり、「複利」の恩恵を受けられないのは、大きなデメリットだと思います。
しっかり自身の設定を改めて確認してみましょう!
いかがだったでしょうか。
僕が実際に株式投資をしている中で、思ったことをまとめてみました。
メリット・デメリットをしっかり理解して、自分の頭で判断できることが重要です。
どうしても、ネットなどで銘柄の紹介などで買ってしまって、損をした人などもいます。
人の情報も重要ですが、最終的には「自分で」判断をして取引していきたいですね。(自戒100%)
今度は長期投資についても書いていこうと思います。
それではまた!
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