こんにちは、クマノミです。
僕は今、会社員として営業をして、生活をしております。
そして、ご想像の通り、毎月達成しなければいけない「数字」もあります。
しかし、僕は営業しか知らないので、地元の友達を中心に働いている仕事の話から、どんなことしているか、どこで収益が生むのかのマネタイズなどを結構詳しく聞いたりします。
そんな中で、たまーーーにですが、会社員じゃない友達や先輩がいます。
もともと僕自身は今の会社にずっといるつもりもないので、厳しい世界で自分で事業をやっている人の話は、より楽しく聞かせて頂いてます。
そんな自分で事業をされている人の話が今回ご紹介する本です。
起業して、イグジットとして売却化・IPO(新規公開株)などをご経験されている体験談が、ふんだんに盛り込まれております。その数なんと20個もあります。
ですので、すべてをご紹介というよりは、本書で述べられている内容の中から「共通することを見つけ、その中で重要だと思うことや」、「今の自分に置き換えると何ができるか」、この2つの柱で進めていければと思います。
こんな世界もあるのかという軽い気持ちで十分だと思いますので、ぜひご興味あれば最後まで楽しんでいってください!
成功法則の共通点
どんな目的で事業しているのか
前提として、人によって成功の定義は違います。
自分が信じているサービスを通じて、世の中が変わることを成功とする人もいれば、冒頭で申し上げた通り、イグジット戦略で大金を稼ぐことなど、人それぞれです。
そんな中で、今回ご紹介する起業家さん達はほぼ皆さんが、前者である「世の中を変えたい」と強い思いで事業を始められております。
どうすればその成功に近づけるのか。登場される皆さんは例外なく、「成長すること」「変化すること」が大事であると仰っております。
では、その成長のために1番必要なことは何か。
失敗から多く学ぶ

ほぼすべての起業家さんがこのようなことを述べております。言い回しは変えても、やはり行きつく先はここになります。
要は、小さく始めて市場を理解し、学びを得る。そこから、柔軟に対応していき、時には事業方針をピポット(軸足を残して方向を変える)することもある。
試行錯誤しないとわからないってことですね。その規模がお金を出資ないし融資という形で調達し、リスクを取っていくスタンスが我々会社員とは大きく違います。
発想と行動どちらが大事か?
様々な回答があると思いますが、本書を読む限り、発想:行動=1:9くらいだと思います。結構衝撃な割合でした。
世の中を大きく変えるサービスを生むために、誰も思いつかないような発想をしなければいけないとばかり思っていました。(もちろん最低限は必要なのでしょうが、、)
それよりも、先ほどの話しにも通じますが、アイディアを「まず試す。」そこから、修正に修正を重ねていくイメージのほうが近いかもしれません。
そうなると行動したもの勝ちになるのは、必然ですね。
しかし、全く発想がないことも問題であるといわれております。
ですので、アイディアを出す際に注意されている点もまとめてみました。
3年後、5年後の未来の人々の生活と、その時当たり前になっているものは何かを考える

なるほど!と思いました。
「今」ではなく、そして遠すぎない「未来」に向けてどうなっているかを考えることで、世の中を変えているのです。
難しいことですが、この考え方は投資(特に株式投資)の世界にとても良く似ています。
僕は社会人入ってから投資を始めましたが、財務諸表やプロダクトから個別企業の将来性と、今の株価の割安さを鑑みて投資をしています。
これって本書で書かれていることと、大枠同じです。その未来にお金を預けて、リターンを得る。
それがお金なのか、サービスなのかの違いです。
少し脱線しましたが、市場の分析をして、将来の生活をイメージする。
そしてそのためには、リーダーがその未来に対して、誰よりも信じられる強いビジョンを持つ。
たとえ、誰に反対されても誰よりも早くにリスクを取ることが大切であるといいます。
出来る理由を探せ
僕自身も当てはまって、反省をしましたが、多くの人が「出来ない理由」を探します。
逆に、熱い気持ちで世の中を変えていく起業家さんは、まず世の中の課題に対して「出来る理由」を起点に自分らしいやり方で、自己実現するといいます。
これに該当する行為は、すべて起業となります。
日本での起業はチャンス

これも意外でした。僕の悪いところでもある、できない理由を探して「高齢化が、、」「経済が、、」と言い訳をしていました。
しかし、海外から見る日本は、逆にチャンスが転がっているとのことです。
理由としては、アメリカほどの市場の大きさはないが世界で見ても第3位といわれる経済大国。
そして、これが1番の理由だが、日本は島国で且つ「日本語」という特有の言語がある。
これが海外の起業家さん達からすると、非常に大きな参入障壁となるとのことです。
我々からすると、英語が話せない = 海外進出は難しいと感じるハードルは、日本を狙っている海外起業家さん達も感じているハードルということです。
今の自分にできること
圧倒的な行動量
小さく始めて、市場に参加する。
要は、どれだけ挑戦して、試行錯誤出来るかが重要であるといっております。
僕の周りには、全国でもトップを走る成績を出している先輩が何人もいますが、よく観察していると同様のことが当てはまります。
何と言っても圧倒的な行動量です。
走りながら、失敗を振り返り、成功を振り返り、精度を高めて行ってます。
なにも難しいことはしてないと思います。
営業以外でも、例えばマーケティングの戦略を打ち出す際にも市場分析して小さく始めて、少しずつ修正を重ねることが多いと思います。
こうしないと柔軟に対応も出来ない組織になってしまうので、必然的に時代に取り残されてしまいます。
リスクを取る

先ほども述べたように僕は個人投資家でもあるので、仕事でも重要な案件であれば、かなりリスクとリワードを見ます。笑
「マネーの公理」という、僕の大好きな本に素晴らしいことが書いていました。
リスクとは「不確実性」である
正に金言です!!
どういうことかといいますと、将来の見通しがはっきりしないので今度どうなるか分からない。これを「リスク」といいます。
悪い方向にばかり捉えがちな「リスク」についてこれほど中立な表現はありません。
言い換えると、「リスク」を取るというのはいい意味でも、先の見通しははっきりしません。そうなると、営業であれば数字がガツンと出る可能性もあるわけです。
可能性の振れ幅と考えてもいいかもしれません。
話を戻しますと、僕は社会人なってからまだ数年ですが、リスクが高すぎてこれはダメだ、と思うことはあまりありません。
なぜなら、最悪上司などの責任者が責任を取ってくれますし、それでもだめなら解雇です。
結局死にませんし、よっぽどのことがなければ借金を負うこともありません。であれば、まずは挑戦したらいいと思っています。
「リスク」の話でいいますと、不確実性に対しての僕が「得られる報酬」と「失うもの」、のバランスが自分に合っていると判断します。 なので、思い切って「挑戦」ができるのです。
この考え方は、投資をしていないとイメージ付きにくいと思いますが、物事を考えるうえで思い切って行動が出来るので、とてもおすすめです!
後半、少し僕自身が熱くなってしまい、文量が多くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
僕としても、やはり「行動ありき」で熱量を持つために、若いからこそ「リスク」をとってガツガツチャレンジしていきたいと思います。
そんなチャレンジとしては、このブログもそのうちの一つです。
言い回し、文章の構成、ニーズの把握など数えればきりがありませんが、一つずつ修正を重ねて少しでも読者さんの一助になれるように努めていきます。
それではまた!
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