大学生活の集大成ともいえる、就職活動について実体験踏まえて、解説したいと思います。
僕自身、通っていた大学からは今まで誰一人内定をもらったことない企業に就職したので、後輩からよく就職活動のポイントについて質問をいただいておりました。
様々な記事でもすでに解説されているので、少し違った切り口から解説したいと思います!
必ず面接官の立場で、物事を考える癖をつける

なぜ面接官の立場を知る必要があるのか
これは、必須です。もちろん、社会人になってからも使う考え方ですし、これが出来ていない人と、できている人の差は極端に出てきます。
なぜ必要かといいますと、面接するのは機械やAIではなく、「人」です。
また、企業によって求めている人材はそれぞれ違います。元気でフレッシュな人が欲しければ、理路整然に考えれる人、変わった経歴から会社に新しい風を吹かせたいと考えることもあります。
人が面接をするなら、何を考え、どこを見て、どういう人を取るのかを把握する必要があります。ですので、まずは自分自身が面接官として、面接する立場になることが1番感覚をつかめます。
経験を積んだ人勝ち

今では営業をしているので、面接や人前に出て話すことには慣れているので、緊張したりしませんが、就職活動の時は緊張しすぎて、固まってしまうことも多々ありました。
そうならないためには、場数を踏むしかないのです。
ですので、友達と模擬面接を何度も何度もすることをお勧めします。そうすることで、実際に面接されることで気づくことも多いからです。
例えば、自分が面接を受ける側だと、焦って何を説明しているか分からなくなってしまう事も、友達がそういう状況だと客観的に見れます。また、友達がパニックになっていなくても、面接をしていくと「ああ、自分はここで焦っていたのか」と落ち着いて振り返ることができます。
他にも、友達が似たような体験(バイトリーダー、サークル活動など)の説明の際に、説明する言い回しや伝え方なども勉強になります。
もう一つのおすすめは、優先順位の低い企業を手当たり次第に受けて、実践を積むことです。
特に、似たような業界で住んでいるエリア内で面接をしているところに受けることをお勧めします。受けるとなると、情報収集をしますので、希望している業界について知ることができます。また、自分が住んでいるエリアだと移動に手間がかからないのも魅力の一つです。(特に地方の学生は)
余談ですが、交通費を出してくれるところもあったりしますので、そういうところを受けるのもいいかもしれません。
注意するべきは気持ちの持ち方
実践を繰り返すことが重要といいましたが、あくまでも毎回本番だという意識は必ず持つようにしてください。そうじゃないと練習の意味が全くなくなります。
また先ほど挙げた後者の方では、企業側にも迷惑がかかることもありますので、あくまでも下調べをして、自分ならどう攻略するかを考えてみてください。
落ちた時の考え方
たまたま自分に合わなかった企業だったと思う

大企業の知名度はやはり高いですが、全国の企業数の割合から見ても0.3%程しかありません。
という事は、中小企業の数が圧倒的に多いのです。
延べ、約360万社もあれば、自分に合わない会社も出てきて当然ですよね。よく言う「ご縁がなかった」とはまさしくこのことを言います。
全ての人から好かれる自分でありたい!って思いはするものの、現実ではそれがいかに厳しいことは皆さんも今までの学生生活からよくわかるかと思います。
個人的には、むしろ思わなくていいです。自分を好いてくれる人、企業とお付き合いすればいいのです。そのためには、まず自分から興味を持つ事(情報収集や熱意など)は必要ですが、基本的に合わない人に出会ってしまったんだなと思ってOKです!
死ななければ万事OK!
これは、極端ではありますが、僕の考え方のベースです。笑
詳細は、以前ブログ解説しておりますので、よかったらチェックしてみてください!
この考え方は、追い込まれたとき、今でも使っていますのでおすすめです!笑
自分が希望していた1社から「お祈りメール」が来たところで、死にません。死ななければチャンスなどいくらでもあります!
大切なのは、何がいけなかったかを振り返る

落ちてしまって、次にいけない気持ちもよくわかりますし、僕も狙ってた別の外資系超大手に最終面接で「お祈り」されたときはそれはもう凹みました。笑 というより、寝込みました。笑
ですが、少しずつ何がいけなかったか考えるようになりました。メモを取ったりして、どうにか次に生かせないか考えました。そうじゃないと、この不合格した経験が、ただ落ちた事実として受け入れるにはあまりに悔しいと思ったからです。
なので、そこからしっかり自分で「何がいけなかったか」「次同じ失敗をしないために、どうするか」を徹底して考えました。
そこから、自分なりでいいので考えたら、早速行動です。面接のときの僕が意識していたことを解説したいと思います。
自信を持て!

「自信」を持って、自分の経験を語ろう!
この姿勢は本当に重要だと思います。
先ほど、僕自身の失敗談をご紹介しましたが、原因は情報収集と質問に対する準備がとも不足しており、「自信なく受け答えしてしまった」ことです。
1つ目の考え方にもありましたが、「面接官の立場」として考えたら、確かに「自信のない」就活生から何を言われても信じることは難しいと思いますよね。いくらロジックを組み立てても、受け手側には響きません。断言します。
ですので、少々自信のないことでも自身で経験したことなら、胸を張って自信を持ってアピールしてほしいです!
嘘をつくなと口酸っぱく言う理由

ですが、決して嘘だけはつかないことをお勧めします。理由はご想像の通り、見破られたときのリスクがあまりにも大きいからです。
「そんな30分やそこらの面接でばれんやろ」
って思いますよね?僕は思ってました。笑
ですが、様々な本を読んで(どの書籍だったか忘れましたが、、)なるほどと思った一言があります。
面白い視点ですよね。しかも、「確かに」とどこか納得してしまう自分がいます。。。笑
以上のことから、嘘をつくことの方が準備が膨らみますし、バレるリスクが高くなることがお判りいただけたかと思います。
しんどかった経験、辛かった経験 → そこから立ち直った経験
企業には様々な就活生が面接を受けに来ます。面接官も1日何百人と面接をしていますので、正直よほどインパクトがないと印象に残りません。
ですので、面接時に話す内容として、僕が実践していたことをご紹介します。
短期の留学に行った時の話をよくしていました。気になった方は以前ブログに挙げてますので、よかったらチェックしてみてください。
端的に言えば、留学初日でホームレスになりかけた話をしていました。笑
自分が経験した、窮地や挫折を中心に話を組み立てて、そこからどういう風に行動を起こしたかを採用担当は注目しています。
考えてみたら、納得できます。企業としては、壁にぶち当たった人材には立ち直ってもらう必要があります。最初から完璧な人はいないことは知っているので、「前を向いてどういう風に受け止め、どう行動を起こしたか」が重要です。
先ほどの「落ちた時の考え方」でも解説しましたが、社会人はそこを見ます。なので、とても苦しかったけど、なんとか達成できた。ギリギリ無理やった。なんでもいいです。辛い時に何をしたかを振り返ってみてください。
是非紙に書きだす、友達に話すでもいいです。題材が決まれば、何かしらの形でアウトプットしてみてください。アウトプットを繰り返すことで、説明も上手くなります!
いかがだったでしょうか。
僕個人の主観満載の内容ですので、こういう考え方もあるというぐらいに思ってもらえれば幸いです。
様々な人が自身の体験談を記していると思いますので、自分に合うやり方で実践してみてください。
中でも、辛くなったときは、「どうせ死なんし」と思うことは繰り返しお勧めします。笑 辛くなることもあるかもしれませんが、縁がないと思って割り切る勇気も大切です。
就職だけがすべての道でもないですし、ドンッと構えて頑張ってください!
心から応援しています。
それではまた!
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