こんにちは、クマノミです。
改めて投資の重要性について考え方を整理しようと思います。
僕自身、会社に入ってから3年ほど投資をしております。
投資内容としては、米国中心の株式と仮想通貨に投資をしています。
仮想通貨は2017年から、米国株は2020年のコロナショックの時に始めました。
投資を始めた動機
貯金にあまり意味を感じないため
まず一つ目は「貯金」に対する考え方です。
大学時代もよく親に、「バイト代の少しは貯金しときや!」と言われていたものです。
結構口酸っぱく言われていましたが、1円も貯金せずに社会人になりました。
実際、バイトはほぼ飲み代に消えていたからです。
元々物欲が全然ないことと、人と話す事が好きなため飲みにお金を使っていました。
個人的な考え方として、「今会える友達や先輩と飲む方が貯金よりも価値が高い」と本気で思っていましたし、親にもそう言い返していました。
この考え方は基本的に今も変わりありません。
事実、貯金ゼロから社会人生活が始まって困る事は一つもありませんでした。
仮に、社会人になるときに100万円の貯金があったとして、それはそれで生活において安心材料にはなります。
しかし、100万円を貯める事と、そのために我慢する事が出てきます。
要するに、(バイトのため)収入が少ないと特にお金を使う事と、貯める事は同時には難しいという事です。
やりくりするバランスはもちろん大切ですが、学生時代は特にリスクはないと考えていたのでしょう。
社会人になってから
基本的には考え方はあまり変わりません。
毎月6万円のバイト代がいきなり18万円くらいになるので、手元に入ってくるお金がドンっと増えた感覚です。
そのお金はどうしていたかというと、当時は仮想通貨に毎月変えていました。
まだ1BTCが10万円行ってるかそこらへんだったと思います。
たまたま大学4年生の時にビットコインの存在を知って、社会人なったら投資してみようと思っていました。
なので、僕の投資の入り口は株式ではなく、仮想通貨です。
そんな流れで、毎月余ったお金は2~3か月に1回仮想通貨のウォレットに入金して現物で保有していました。
後に、生活スタイルが確立されると、毎月振り込む額を決めて先に口座に移すようにしていました。
こうする事で、今月使いすぎたから、入金出来ないという可能性を排除していました。
売買もほぼしていなかったので、ただ保有するだけでした。
そこから仮想通貨バブルが始まり、1日30万円くらい残高が増える事もざらにあって変な感覚だったのを覚えています。
利益確定もせず、バブルが弾けて大暴落が起きてもただ持っているだけなので、なにも気にしていませんでした。
というのも、ビットコインやイーサリアムに関しては、価格よりもその通貨の将来性に投資をしていたからです。
自分のお金を将来の可能性に投資する事を実体験で学んでいた感じです。
投資の是非について
周りとのギャップ
特に、お金の勉強をは始めてから投資の重要性を知りました。
というのも、自己紹介にも書いている通り、今勤めている会社は外資系企業なので時折人を切っていました。
自分もいつ切られるかわからない状況の中で、何かしないとヤバいと危機感を持っていました。
また、当時は独身という事もあったので現金を常にたくさん持つ必要性を感じませんでした。
そういった理由から、貯金をするという選択肢よりも、若いからリスクを取って投資を学ぶ時期であると判断しました。
そのようにエンジンをかけてからは、本を読んだり、SNS中心に情報に触れる習慣を身に着けました。
その習慣が身についたという事は、自分の中では「投資する事が当たり前で、じゃあどこにどういう割合で投資をするのか」という考え方に変わりました。
しかし、社内の先輩や上司、自分の親と話していても9割の人は投資をしていませんでした。
ただただ、お金が減る可能性に注目して、投資は悪いものだと考えていたのです。
このギャップには本当に驚きました。
選択肢を増やす
そもそもの話になりますが、お金を稼ぐ理由は生活をするためであると思います。
そして、さらに増やす必要性の議論にもなるかと思います。僕も1度立ち止まって考えてみました。
お金が全てではありません。
人間関係など、それよりも大切なことも多くあります。
しかし、お金で解決する事も数多くあるのも事実です。
特に資本主義社会である日本やアメリカはその傾向が強いように思えます。
では、お金を持っていれば具体的にどのような選択肢が広がるのでしょうか?
例えば、子どもの塾代や習い事。食事に出かける時も収入が多い方が選べます。飛行機だってお金を出した方がより良いサービスが受けられます。
モノやサービスの価値に比例して、価格は上がります。
保険などの同様です。お金をかければかけるほど、より良い保障がある事はあなたもご存知のことと思います。
テクノロジーは発達していき、時代の流れが加速していってる世の中を生きていくためには、お金なくしては無理です。
そして、どうせ生きるなら、ギリギリではなくより多くの選択肢を持って生きていきたいですよね。
そのための手段の一つとして、僕は「投資」をしているわけです。
投資はあくまでも、手段であって、目的ではありません。
それでは次から具体的な問題点を見てきます。
お金の価値が下がっている?
投資をしない人で、「損をするくらいなら、損をしない様に銀行口座預ける事が大事である」という方が多くいらっしゃいます。
そこで出て来るのが、インフレをいう概念です。
30年前のハンバーガーと2021年現在のハンバーガーの値段は同じではないという事です。
テレビでは、デフレだ!景気が悪い!と報道されておりますが、実態はどうなんでしょうか?
近年、我々が気にしていないだけで、少しずつ日本でもインフレになってきています。こちらのグラフをご覧ください。

日本銀行HPより
2013年ごろから、中央値ベースでも少しずつ物価が上がってきております。
また、コロナが経済に大きな影響を与えたことは記憶に新しいかと思います。
コロナで消費が抑えられてから、ワクチンの普及により消費が急激に回復傾向になりました。
特にアメリカの消費者物価指数(CPI)は過去の中でも非常に高い水準である事が発表されました。

https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9052
このように、日本だけでなく、世界的に見ても物価は上昇傾向にあると言えます。
そこで話を戻しますが、その現状を知ったうえでそのまま預金をしておくことは「安全」なのでしょうか?
じゃあ投資していたらどうなるか?
物価が上がり、お金の価値が下がったことはご理解いただけたかと思います。
では、実際に僕も投資している米国の株式を見てきます。
こちらのチャートをご覧ください。
米国株は約30年にわたり、右肩上がりで伸びています。
日本を代表する日経平均と雲泥の差となっています。
インフレの観点から、長期で見ると相対的にお金の価値が減っていく可能性があります。
反対に、長期で見ると右肩上がりになっている米国株。
今すぐ使わないという事を前提に、長期積み立てとして自分の現金を米国株に変えておくことは、自分のお金を増やせる手段の一つになり得ると思いませんか?
このグラフのように、個別の企業の株を買うのではなく、アメリカの代表企業を丸ごと買う事も出来ます。
他にも、不動産や債券など自分の取れるリスクによって投資商品が異なると思います。
是非、ご自分にあったリスクを取ってください。リスクに関しては、過去の記事で解説しています。

まとめ
いかがだったでしょうか。まとめると以下の通りです。
・思っていたよりも投資をしていない人が多い
・選択肢を増やすためにも、お金を増やす
・インフレの観点からも貯金よりも投資をするべき
・データからも米国株では長期で資産を増やす可能性が高い
・あくまでも投資は手段であって、目的ではない
何のために投資をするのか、目的によって手法は異なります。
ただ、個人的にはハッキリとした目的がなくても「まず小額からやってみる」スタンスでもいいと思います。
やってみない事には分からないですからね^^
いきなりレバレッジをかける事は必ず避けて、なくなってもいいと思える金額から小さく初めてみてください。
世の中の流れや、ニュースなど見方が変わって面白いですよ。
そして何より、将来が不安なら自分の手でどうにかする事・動く事がとても大切だと思います。
僕もまだまだこれからなので、日々勉強です!
投資を始めてみたい!って思ったら、ぜひ参考にしてみてください。
それではまた!
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