こんにちは、クマノミです。
前回の内容に引き続き、支出編です!
前回では、支出の把握することの重要性と手段を解説しました。

その際に冒頭で、収入が上がった例を挙げさせていただきました。
これを延長させて、実体験に基づいて生活レベルを上げない考え方を中心に後半に具体的な方法を解説します。
生活レベルを見直す重要性
給料が上がった時のマインドと問題点
せっかく昇給・昇進して収入が上がるとどうしても「少しくらいは」と考えて、贅沢してしまうものです。
例えば、月に1万円手取りが増えると、今まで切り詰めていた支出がだいぶ楽になりますよね。
更に、もっと2万円、3万円と増えていくと「これくらいは」という感覚がいつの日か「当たり前」になってしまうものです。
要するに、「毎年給料が上がるから、楽勝やろッ!」と思うわけです。
もちろん、使うために稼いでいるので、否定をするわけではありません。
しかし、固定費を上げることを入口に毎週豪華な夕食を食べに行き、週末は好きな洋服を好きなだけ買って、しっかりカードのキャッシングもフルに使い切る生活に慣れるとどうでしょうか?
人は「当たり前」になってしまうものより、「たまに」出来る贅沢だからこそ嬉しいものです。
ビジネスでよく言う、「希少性」みたなモノですね。当たり前にあふれかえっているものより、みんなが手に入れる事が難しい商品に価値が付くものです。
これが人の精神にも同じ現象が起こります。
当たり前のように、豪華な食事をして、当たり前のように車を定期的に買い替える。当たり前のように毎月旅行に行く。(これらはすべて必要な事ではなく、贅沢という前提で考えています)
特に家賃の高い居住地に引っ越す、高級車をローンで買うなど「固定費」を上げてしまうと、戻すのにとても苦労します。
固定費の重要性については、過去に解説していますので、ご参考ください。
日本は資本主義社会なので、お金をかければかけるほど、便利で豊かな生活を送れます。
なので、生活レベルを上げるとどんなリスクがあるのでしょうか?
生活レベルを上げるリスク
②今の給与水準が維持される保証がない(リストラ、減給)
③転職・起業するために足かせになる
①は前述したとおり最大のリスクですが、②の今の給料がずっと支払われる保証がないことは常に持っておくべき考え方です。
あのトヨタでも終身雇用は崩壊した旨を発表していますので、「この会社で死ぬまでともにする!」という考え方は古いという事です。
そして、日本においては労働者の権利が強いので、簡単に解雇できない制度となっています。
なので、簡単にリストラはないかもしれませんが、業績が悪くなれば減給されるというリスクを常に想定しておくことは重要です。
③の転職・起業の足かせになるという事は、やはり給料面で不確定要素があまりにも多すぎるので、特に多額のローンを抱えている人だと思い切った行動がとりにくくなります。
家庭を持っている方でしたら、今の生活に全力を注いで、あとは知らない!という訳にもいかないと思います。
だからこそ、どうすればいいのかを解説していきたいと思います。
生活レベルを上げないシンプルな方法
仕組みに頼る
結論から言います。
本当にこれだけです。
あなたが財形貯のような自動引き落としの貯金をしているなら、その金額を上がった分だけ引き上げましょう。
そして、僕のように毎月S&P500のようなインデックスに投資をしている人なら、積立金額を上がった分だけ引き上げましょう。
ポイントは、「上がった分だけ、引き上げる」という点です。
個人的な話ですが、僕は昨年昇格した時に一気に数万円基本給が上がりました。
そして、同じタイミングで同僚も昇格したので、この件について話になりました。
投資が好きだからこそ出て来る会話だと思ってみてください。笑
と、なんとまぁ「ほかに使い道ないんかい」と突っ込まれそうですが、現時点で十分生活できているので、その分投資に回したい人の一例です。
実際に給料が上がった分、積立金額を上げました。
有無を言わさず、積み立てされるので、「強制力」が備わるので最強です。笑
ですので、投資口座への入金額が増えているので、現在投資用口座の数字は着実に増えていっており、今まで通り生活が出来ています。
早い時から投資を始めてかつ、入金力を高めると複利を最大限活用する事が出来ます。
数々の投資本を読んできましたが、この本が非常にとっつきやすくおすすめです。
また、こちらでは投資だけでなく、「お金」についてのおすすめの本も紹介しています。
まとめると以下の通りです。
・生活レベルを上げると、今後、リストラや減給、転職しにくいなどのリスクをはらんでいる
・生活レベルを上げないためには、「給料が上がった分だけ、積立金額を上げる」こと
・強制的に自動積立なので、生活レベルは一定のままです
・インデックスなどの投資をしているなら、着実に資産が積み上がります
いかがだったでしょうか。
ぜひ、今一度支出を見直して、可能であれば積立金額に流してみてください。
特に、「どうしてもある分だけ使ってしまう」という人にはお勧めの手段です!
また、これを機に投資を始めてみたいなら、SBI証券がおすすめです。
僕も活用している証券会社なので、チェックしてみてください。
それではまた!
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