【これから転勤する人必見】転校を繰り返した子供時代に気づいた事

考え方・思考法
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おはようございます、クマノミです。

転校する時って、人間関係の事が1番の不安ですよね。

「友達出来るのかなぁ」「この子上手くやっていけるのかしら」と親子揃って不安になると思います。

ネットを見ていると、母親としての経験からという記事は見かけるのですが、実際にこども時代に経験してみた目線の記事少なかったので一つの参考までに、書いていこうと思いました。

実は、僕も学生の時に合計3度転勤により、転校しています。

小学校の時と卒業後に計2度、中学校の時に1度です。

最初は慣れないもので、今でも初めの別れの時を覚えているくらいです。

繰り返していくと意外と慣れるもので、僕の場合は最後の転校の時は「まぁなんとかなるか」と思っていました。

なので、転校をした子どもの時の目線から親御さん・お子さん両方へ経験をもとに「意外とどうにかなるよ」ってことを書いていきたいと思います。

また、一方で、妹は転校を繰り返すうえでかなり苦労していましたので、父と母と妹のやりとりを見て「あぁ自分が親だったらこういう風に接するべきだな」と思ったことも書いていければと思います。

※あくまでも僕の個人的な性格をもとに記述しておりますので、その点ご容赦ください。

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転校するうえで、何が不安?

友達が出来るかどうか

まず1番は友達が出来るかどうかですね。

子どもからすると、誰も知らないコミュニティにいきなり放り込まれるので、かなりのストレスと不安を感じます。

周りは友達関係がもう出来上がっていますので、グループが出来ており、トイレに行く際には「○○ちゃん行こ~」となりますが、こちらとしては当分の間もちろん一人です。

さらに中学校に上がるタイミングでも1度転校しましたが、このタイミングも意外と厳しいものがありました。

なぜなら2つ3つの小学校がくっつくので、それぞれの小学校のグループがけん制している中に入っていくからです。

授業のスタイル・ペースが違う

少し本題とそれますが、各学校での授業のペースが違うことも意外と大きな気づきでした。

特に先ほどあげた、中学校に上がる時が1番のギャップを感じました。

そこの中学校では、小学校の時に3分の1ほど「英語」の教科書を進めて進学をしていたみたいで、それを知らずに入学した僕はいきなり置いてけぼりでした…

もちろん担任の英語の先生に特別講習を頂いて、おかげさまで今では英語は好きで留学に行くまでになったので、結果オーライです。笑

以上のことから、問題点をサクッと並べましたが、不安を煽るのではなく学校ではこういう事が起きている「事実」を知ってほしくて書きました。

それを知っているのと知らないのでは、家庭での親御さんのケアの仕方も変わってきますので、それについては以下で記載していきたいと思います。

「意外とどうにかなります大丈夫です!」

お子さんへ

目立たない姿勢でOK!

よほどの強いメンタルの持ち主でない限り、知らないコミュニティに入った時には「目立ちたくない」ものです。

とても気持ちわかります!

新卒入社や就活でのアピールでもありませんから、そのまま目立たなくて大丈夫です!

無理せず時間をかけてなじめばいいので、焦る必要は全くありません。

受け答えは愛想いいほど良い

意外と席が前後横の人が興味本位で話しかけてきます。

緊張しているからと言って、無愛想にする事はなるべく避ける事が友達作りの近道だったりします。(もちろん性格によって違いと思いますが)

例えば、消しゴムを拾ってくれた人に緊張して何も言えないよりは、

緊張して声が小さくても「あ、ありがとう」と言ってくれることで意外と話が切り出したりできます。

周囲の学生は、すでにコミュニティが出来ているので、あなたと違って緊張もしていませんから、余裕があります。

とはいえ、転校生は大体緊張しているので、周囲の学生は「話しかけてもいいのか」と様子をうかがっているのも「事実」です。

そこで愛想がよければ「あ、話しかけていいんだ」と思うようになります。

「聞き役」と「自己開示」

人間関係を構築していくうえでのコツは、ここです!

「聞き役」に徹した後に、「自己開示」が王道

難しいこと書いていますが、

要は「うんうん」と話をきいて、「私も!」と言えばOKです!笑

「聞き役」というのは、難しいと思うかもしれませんが、最初は緊張しているので自分の事をバァーっと話すよりも楽ですし、それでいいと思います。

人は「話したい生き物」です。自分の事を知ってほしいと話すことの中に、あなたの好きなことを探して共通点を見つけていくと思います。

その際にしっかり「自分の事を知ってもらう」ために「私も好き!」と言うことが出来れば完璧です!

転校した時の経験は、必ずその後活かせる

転校を繰り返してきて、最近思うことは「あの経験から人間関係を学べた」という事です。

大学、社会人と一つの区切りで人間関係がリセットされます。

そのタイミングで転校した時の感覚に近いものがありました。

コツをつかんだ今では、「ここまで言うんや」と思われるくらいまで序盤に自分の事を話したりします。

そうすることで、「話しやすいやんけ」「おもろいやん」って思われます。

特に「自虐した内容」、例えば、「こんな失恋してさー」とかも非常にウケが良かったりします。

自己開示が出来る場面では、自分が何が好きか・何が苦手か・どういうことを頑張っているか・熱中しているかなどを積極的に発信することを強くおすすめします!

実際にあなたが勉強していることを言ったとして、それについて精通している人は「教えてあげたい!」と思うわけです。

思いもよらないところから、講師にたどり着くわけです。

他にも、ただ自分が好きなこと、例えば映画が好きなら、「最近映画見てへんな~」「おすすめの映画ない?」と意見を求められたりします。

要するに、自分の事を知ってもらう中で、相手の好きなこと・苦手なことなどの共通点を探してもらう事が出来ます。

自分の事を話し始めると歯止めがかからなくなり、話過ぎる事があるので、その点はご注意ください。笑

親御さんへ

お子さんへのケアは大事です。

共働きだとスケジュール的にも厳しい事もあるとは思いますが、ここだけは忘れずに意識してほしいです。

正直なところ、子どもからすると「親の都合で、転校さ せ ら れ た」と思っています。

全く新しいコミュニティに入る時のストレスは、あなたも今までにご経験されていると思います。

実際のところ、転勤族の家庭だと「あと何年後には居なくなるもんな~」と割り切ることはできます。実際、僕の母は途中から割り切っていました。

ですが、子どもからすると、学校の友達が関わる人の大多数を占めます。

そうなると割り切ることなどは到底できず、学校の中での人間関係を中心に生活があるわけです。

そういった話を出来る限り、家にいる時にしっかり耳を傾けてほしいのです。

楽しかったこと、笑い転げたこと、しんどかったこと、悔しかったこと、腹が立ったことなどの愚痴も含めて全部聞いてあげてほしいです。

僕自身、ある程度の年齢になったら大部分言わなくなりましたが(反抗期の延長ですね笑)、妹は聞いてくれることがとても嬉しいと常々言っていました。

こどもの味方はどこまで行っても「親」だけです。

親御さんへ1番お伝えしたいことは、ここです。

妹が転校していく中で、人間関係にひどく悩んでいた時期がありました。

その時に、泣いて帰ってきたこともあり「学校に行きたくない」という事も度々ありました。

詳細は割愛しますが、転校生はどうしても目立つので、先生・学生から目の敵にされていました。

そんな大変な状況の中で、妹の言い分に全肯定で話している親に、

「確かに大変やけど、全部受け入れるのはおかしくない?」「○○(妹)にも何か問題はあるんじゃないの?」と子どもながら素朴な疑問をぶつけたことがあり、

子どもの味方はどこまで行っても、親だけだよ。親が味方しなかったら誰がこの子を味方してあげるの。

と言われました。

もう十年以上前に言われた言葉ですが、今でも鮮明に覚えています。

その辛い時に「○○したことで揉めたんじゃないの?」とアドバイスをしても、聞き入れる余裕がないんだと気づきました。

もちろん落ち着いてから間違っている事は、自分で考えさせて気づかせていました。

その辛い時の親の姿勢が何よりも頼もしくて、「自分も親になったらこうなりたい」と心底思いました。

個人的には学校の先生はあくまでも、授業を教える先生なので、人間関係に悩んでいても期待できません。

なぜなら、あなたの子ども以外にも大勢の子どもを見なければいけないのですから。

その点、やはり最終的に頼れるのは「親」しかいないのかなと思います。

出来る限りコミュニケーションを取ってほしい

最終的に味方できるのは、親だけといいました。

お子さんへのケア、のところでも書きましたが、そのためには何に困っているか、どこに悩んでいるかを言いやすい環境作りが非常に重要だと思います。(そこが出来たら苦労しねーよ!と言われるかもしれませんが。。)

話を家の外にずらしてみます。

例えば、服屋さんに服を見に行った際に、よく店員さんが「なにかあれば言ってくださいね~」と言われます。

あれは、いつでも声をかけていいと声掛けする事で、お客さんから店員さんに声掛けする心理的ハードルを下げるためだと言われております。

これは、家庭の中でも同じことではないかと思います。

お子さんへ「今日学校でなんかあったん~?」「どうやったん~?」と聞いていくことで、僕自身「うるさいなぁ何もねーよ」と思っていました。

ですが、何か話したいことが1年に1回くらいに訪れた時に、話しやすい環境が出来ているので話すことができますよね。

個人的には、ここで常に話しかけられていると、その話を話そうと思っても「こっちから話しかけるまでもないか、まぁいいや、」と思っていました。

その声掛けって思っていた以上に効果があるなと思ったのは、もちろんだいぶ後ですけどね。笑

 

いかがだったでしょうか。

もちろん、ご家庭によって状況も全然違いますので、一つの「転校を繰り返してきた奴の意見」として聞いていただければ幸いです!笑

転校というのは、心身ともに負担がかかりますが、総括して「やはりどうにかなるもん!」だと思っています。

ポイントは「無理せず焦らず」です。

自分で振り返っても恐ろしいくらいに子どもの成長は早いと思います。笑

あんなに嫌だった転校も慣れるものですし、なんとなく感覚で友達作りも出来ます。

ですので、大学・社会人になった時も同期と友達になることは、余裕だと思っていました。

聞き役に徹して、自分の事を知ってもらえれば完璧です!

親御さんについては、お節介かもしれませんが話を聞いてあげるだけでも、子どもからしたら嬉しいと感じるものです。(特に男の子だとそんな素直に言う事は一生ないかもしれないですけどね…笑)

僕も子どもが出来たから、この記事を読み返してリライトしていきたいと思います。

ストレスがかかることの全てがいいとは思いませんが、この転校については今後知らず知らずのうちにとっても重要なコミュニケーションスキルになっています!

前向きに捉えていきましょう!

それではまた!

 

 

 

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