【10代 イギリス留学】短期留学で学んだこと

考え方・思考法
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昔から海外旅行に定期的に行ってたこともあり、英語は好きなほうでした。頭は良くないので、テストはまぁそんな感じですが、、笑

そんな僕も人生で、2回短期で留学に行ってました。

1回目は、中学二年生の時にアメリカのシアトルに1週間ホームステイをして、2回目は、大学二年の時に、イギリスのカンタベリーに1か月間留学に行ったことがあります。

2回とも、ホームステイメインでお世話になっていました。

カンタベリーってどこ?と思う方も多くいるかと思いますが、実はドーバー海峡をはさんで、フランスと目と鼻の先にあります。

google mapより

カンタベリー自体はとても住みやすく、治安はかなりいいと思います。反面、やはりロンドンは人が多いのでそれなりにいろんな人がいました。。笑

さて、イギリスに来た日は休日でしたので、空港からバスで各自お世話になるホストファミリーの家に降ろされます。

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いよいよホストファミリーとご対面!

想像できると思いますが、この瞬間が一番ドキドキする場面です。

見知らぬ土地・言葉に囲まれて、1か月お世話になる、もう一番頼りにする親に会うわけですから、期待と不安でいっぱいです。

ですが、何回ノックをしても出てこない。。。「?? 買い物に行ってるんかな?」と思いながら、待つこと、2時間、3時間、4時間、、、

さすがにこれはおかしい!

もう不安100%ですよね。 前を通りがかったベビーカーを押しているお母さんに「大丈夫?」といわれる始末。そりゃあでっかいスーツケースとアジア系の大学生がいたら不思議に思いますよね。

結局その日は、ホストファミリーは帰ってこず、僕もしびれを切らして地図を頼りに通う予定の大学へスーツケースを持って行きました。20kg以上あるスーツケースですから、当然次の日はバリバリの筋肉痛でした。笑

それで、大学に着いたのがもう暗くなり始めてきたタイミングでしたが、守衛の厳ついおっちゃんに拙い英語で、状況を説明しました。

「留学に来たんやけど、ホストファミリーがおらんから泊めてほしい!」とそれはもう、必死です笑

どうにか伝わり、大学の寮に泊めてもらうことになりました。とりあえず一安心です。

部屋に入るとまぁ汚いんですが、そこで色々考えました。どうして僕がこんな目に、、、ではなく、

言葉が分からない、知らない場所でも、どうにかなる

と思いました。

ホストファミリーが来ず、知り合いもいない中で、物珍しさに見られている時はそれはもう不安でしたし、スーツケース引っ張ってる時も肉体的にしんどいです。大学到着しても本当に泊めて貰えるのか全く確証がなく、その時はほんまにどうしたらいいのかと思っていました。

僕自身、あまりメンタルが強いほうではありませんでした。どちらかというとネガティブ思考な僕がこの経験をしたときに、なぜか心が折れそうは不思議と1mmも思いませんでした。これは自分でも意外な感覚でした。

もしかしたら、心の中でネガティブに考えたとしても、動かないと何も状況が変わらないことを悟っていたのかもしれません。

結果、この初日に体験したことが、この留学で1番の学びとなりました。

押しつぶされそうな不安でいっぱいな中、自分でどうにか解決策を考えて実行する。その後は、思わぬアクシデントが起きた時にも意外とイケると思うようになりました。

何十人か日本からきた中で、初日寮で一晩過ごしたのは、もちろん僕だけでした。次の日に大学の留学のセンター長みたいな人が走ってきてとても謝罪されたのを覚えてます。

そして、2日後に当初予定していたホストファミリーは、なんと日にちを勘違いして海外旅行に行っていました。

いや、なんでやねん!笑

結局、違うホストファミリーを手配してもらって、4日目には少し遅れてホームステイをすることになりました。

新しくお世話になるホストファミリーは、受け入れに慣れており、とても楽しく優しい家族でした。本当に感謝でいっぱいです。

一緒に来ていた友達からは、とても同情されましたが、僕自身は全く気にしておらず、なんなら「寮生活とホームステイ両方経験できたのでは僕だけやな!」と言ってましたし、本気で得した気分にもなっていました。

カンタベリー大聖堂

長いようで短い1か月もあっという間に過ぎ、帰国した時にもまた不思議な感覚になりました。

言葉が通じなくてどうにかなったなら、言葉が通じる日本でどうにかならん訳がない。

日本の空港に帰ってきた際に日本語を見て、最初に思ったことです。

イギリスに行って何を学んだ?

英語の難しさと、世界中の人とコミュニケーションが取れる楽しさを実感して言語に対しての学びもありました。

しかし、そのほかに僕が学んだことは大きく2つあります。

  1. 言葉が伝わらなくても、見知らぬ土地でもどうにかなる
  2. 異文化の最小単位は家族

1つ目は、先ほどから述べている1番の学びです。今回ご紹介させて頂いた件は、僕の「根拠のない自信」につながりました。

就活でもこの話しましたが、やはり注目される話題でした。なおかつ、今でも営業で重い案件、とても重要な案件でプレッシャーを感じるときはいつもこの経験を思い出し、「結果、どう転んでも死なんから、しっかり準備して臨もう」と思って仕事をしています。

どうにかなると思いすぎるがあまり、新入社員のくせに堂々としすぎて「ふてぶてしい」と言われていたのはいい思い出です笑

2つ目は、2回のホームステイを経験して思ったことです。 

海外に行ったら日本では当たり前の事が通じないことは、日常茶飯事です。それを「文化が違う」と言われます。

ですが、私たちは今まで生活をしてきた家族ごとによって「当たり前」が違います。その規模が大きくなったのが、国単位での「異文化」であると思います。ただの規模の話に収着します。

その点を理解してからは、人と違う所を見つけて敬遠するのではなく、人と違うことが「当たり前」なので、その中で自分と似ている共通点を探すようになりました。


いかがだったでしょうか。

本日書いた内容は、私クマノミの考えの根底にあることだと書きながら、改めて思いました。

その時は、死に物狂いで必死に解決策を模索し、実践していますが、振り返るといい経験だったってことが皆さんにもあるかと思います。

ぜひそんな体験をお聞かせください!

それではまた!

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