【今日から騙されないために】意見と事実の見分けと注意点

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こんにちは、クマノミです。

ここ1年半ほど、コロナウイルスの報道を見て思うことが、人の感想と研究結果をごちゃ混ぜにしている事に違和感を感じている事です。

特にワクチンもそうですよね。

個人の実経験を話しているのか、臨床試験などの研究結果を話しているのか。

この点を混ぜてしまうと、議論がおかしくなります。

職業柄、僕の仕事はエビデンス(証拠)ありきで営業をかける仕事なので、その点には特に注意してみています。

「個人の意見」と「事実」の違いを気にする必要性は更に加速します。

エビデンスの重要性と「事実」を見る必要性をデータに基づいて教えてくれる名著がこちらです。

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なぜ「個人の意見」と「事実」の違いを見分ける必要があるか。

結論は「情報過多な社会」だからです。

SNSなどで誰でも発信出来る素晴らしい社会になっていますが、一方で誰でも発信できるからこそ、「情報元(ソース)」が重要になります。

よくTwitterなどで、「○○した方が瘦せるらしいよ」など更新を見たことがあるかと思います。2つのパターンに分けて、考えていきましょう。

・「発信者の個人」の実体験だった
・「海外のデータで1000人規模の試験をしていてこのような結果が出た」ので、こういう事をすると痩せるみたい、というデータを絡めて意見を言う

前者では、nは1となり、エビデンスとしてはあまりにも不十分です。なぜなら、その人が合っただけで他の人はそのやり方で痩せない可能性もあるからです。

合わない人が出てきて、当たり前ですよね。そのような個人の経験をあたかも「これが正しい!」と言わんばかりの情報にあふれかえっています。

一方で、データをもとに話すと説得力が違いますよね。

さらに実験している人数が多ければ多いほど信ぴょう性はかなり高いですよね。なぜなら、「あなただけの意見ではない」からです。

試している人が多ければ、自分に当てはまる可能性が高いからです。

それを発信されているのが、Daigoさんですね。

世界各国の心理学の研究などをYouTubeなどで発信されており、まさしくエビデンスに基づいた情報発信です。だから多くの人がファンになるのではないかと思います。(←これは個人の意見です)

このように、個人が気軽に発信しやすい社会には、個人の見解も数多く織り交ざって流れてきます。

ですので、流れてきた情報を見て、すぐに条件反射するのではなく、「これは事実か?個人の意見か?」と考える癖をつけるだけでも違った見方が出来ます。

ひろゆきさんがなぜ議論で強いのか

2チャンネル開設者のひろゆきさんの動画を見ていると勉強になります。

論破王とまで言われているには、要因があります。

大きな特徴は、「個人の意見」ではなく「データに基づいて意見を言う」点です。

https://note.com/mukkanotes/n/nc884d8c6d301 より引用

よくTwitterなどで流れている画像なので、ご存知の方も多いかと思います。

かなり前の番組(番組名は忘れました…)でしたが、僕もYouTubeでこの番組を見ました。

この画像に写っている、ひろゆきさんや堀江さんはデータをもとにネットの実名化の是非を議論しています。

韓国では、実名にしたことで犯罪率が減った。など実体験ではなく、実社会の結果を見て、主張をされているので、説得力が非常に強いのです。

それに対して、反対意見を言う方が「それはおかしい!○○だと思う!」と言っても、そりゃあ「あなたの感想ですよね」と言われて何も言えなくなるのは至極当然です。

流石すぎます…

注意点は何か

個人の意見と比較して、データに基づく意見の説得力の強さは、議論の余地もないレベルで違います。

ですが、一点注意しないといけないのが、「確証バイアス」というものです。

自分の願望や信念を裏付ける情報を重視・選択し、これに反証する情報を軽視・排除する心的傾向。  -Weblio辞書より引用

要するに、自分の都合のいい情報だけ集めてしまうという事です。

確かに自分の意見を主張したいわけですから、より説得性を持たせるためにはより強いエビデンスを出したいわけです。

仮にデータを出してきても、「すぐに信じない」ことが大切です。

ポイントは「すぐに」という言葉です。

理由としては、そもそも「人は考えるのは面倒くさい」という生き物です。

世の中というのは歴史を見てみても、出来るだけ効率化をして考える負担を減らすことで、生きやすくなりました。

例えば、脳死状態で出来る仕事(マックジョブとも言われます)よりも、頭を使ったアートや仕事の仕組化などアーティストの著作権や経営者と言われる仕事の方が報酬が高いのは、事実価値が高いと同義です。

出来る人が少ないからこそ、価値が高く、報酬も多くなるというわけです。

話を戻して、仮にデータを用いて営業をかけてきたり、議論をしたとしても、このように考えましょう。

それはあなたに都合のいい偏ったデータではないのか?

疑いの目線が必要なのです。

人は表面的な言葉やデータのみを信じることが多いので、更に一歩踏み込んで、疑いの目線を持てるとひろゆきさんみたいになれるかもしれませんね!

 

いかがだったでしょうか。

まとめますとこのようになります。

・「個人の意見」と「事実」の違いがある事を認識する
・自分の意見に説得力を持たせるには、「データ」が重要!
・相手の「意見」ではなく、「事実」に基づいた「データ」を活用しましょう。
・注意点としては「確証バイアス」の可能性がある!
・偏ったデータではないかという、「疑いの目」を持つことで騙されることが少なくなる!

本日のテーマは、ファクトフルネスを読んでいて、思いつきました。

世界中で読まれている名著ですので、ぜひ一回チェックしてみてください。コロナ禍だとより刺さると思います^^

今まで読んできて、勘の鋭い方なら、こう思うかもしれませんね。

ここに書いてるのも、クマノミの意見じゃね?

鋭いです!!笑

データを提示していないので、個人の意見になります。

ただ鵜吞みにするのではなく、常に疑いの目を持つ模範例ですね^^

ただ、友達や家族の会話ですぐに「そのソース『引用元』はどこ?」「それはあなたの感想ですよね?」などいった日には、明日から一人になります笑

また、男性の方でしたら女性と話している時にこの視点は確実にNGです!

なぜなら、女性は論理よりも感情が重要だからです。これは心理学的な試験でも実証されています。

この点は必ずご注意ください笑

それではまた!

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