【価値観】愛を伝える5つの方法

考え方・思考法
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世の中に出ている恋愛に関する書籍では、どうすれば付き合えるか、どうすれば喧嘩せずにいれるかなど内容は多岐にわたります。

その中今回ご紹介する本書では、【愛】という点に焦点を当てて、本質的な内容が書かれています。

著者のゲーリー・チャップマンは結婚カウンセリングという仕事で、各地でセミナーも開いております。

それでは、本書の内容を詳しく見ていきましょう。

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愛を伝えるには、5つの言語がある

これが本書の主張です。

この「言語」という表現がミソになります。

私たちには母国語となる、英語や中国語、フランス語などがある。その母国語こそが一次言語で、のちにかなりの努力をして学ぶ言語を二次言語となります。

最も話しやすいく、理解しやすいのは自分にとっての一次言語です。

それは相手も同じで、コミュニケーションを円滑にするためには相手の言語は何かを理解する必要があると本書では言います。

よくよく考えてみたら、今まで生活してきた環境が違う中で、全く同じ考え方で出会うほうが確率的にもかなり難しいです。

相手と違うところを受け入れることの重要性とそれをわかりやすく、そして例を用いて教えてくれるのが本書ではないかと思います。

そして、人とかかわることは避けて通れない社会の中で、「愛」という誰もが持っている欲求をここまでわかりやすく分析されている本も珍しいかと思います。

それでは、一つずつ見ていきましょう!

肯定的な言葉

賞賛や感謝の言葉は愛の偉大な伝達手段です。中でも、気持ちを素直にシンプルに表現する言葉が最も効果的です。

愛の目標は、自分の欲しいものを得ることではなく、愛する相手の幸福のために何かしてあげることです。

ただ私たちは、肯定的な言葉を受け取る時に、「お返しに相手の望むことをしてあげたい」といういよくをかき立てられるのです。

クオリティ・タイム

「クオリティ・タイム」とは、誰かに丸ごとの注意を注ぐことです。

言い換えると、一緒に何かをしながら相手に注意力を集中することです。何かをする際には、この「一緒に」がキーワードになります。

身近な例で考えると、女性の恋愛相談もこれに近いのかもしれません。まず、共感してほしい。しっかり話を聞くところから相談は始まります。

いかに聞き手が、思いやりを持って相手の話に耳を傾けれるかが重要になります。

贈り物

贈り物に対しての考え方として、なるほどと思える一文がありました。

贈り物というのは、それを手に取って、「ほら、彼は私のことを考えてくれた」とか、「彼女は僕のことを覚えてくれた」といえるものである。

私あっちが贈り物をするのは、相手のことを心に留めているからである。

そして、目に見える愛のシンボルになる。このシンボルには結婚指輪などが例に上がっていましたが、感情的な価値がある状態です。

感情的にうれしいと思っている奥深くでは、こういうことを無意識に考えているのだと知りました。

サービス行為

配偶者があなたにやってほしいと願うことを実際にしてあげることです。

夫や妻に仕えることで相手を喜ばせたいと願い、相手のために何かしてあげることで愛を表現していることです。

身体的なタッチ 

誰もが知っていることですが、感情的な愛の表現は体に触れることによっても伝えることができます。

抱きしめられ、頬ずりやキスをされて育つ赤ちゃんは肌のふれあいのないままで長い期間ほっておかれた赤ちゃんよりも、健全に感情を発達させていきます。


我々の言動は、両親の役割モデル、自分自身の性格や愛に対する認識、自分の感情や必要や願望などに影響されてしまいます。

冒頭にも書いたとおり、育ってきた環境によって何をされるかによって受け取る愛情に変化が生じるのはごく自然なことであるとチャップマン先生は言います。

であれば、もし愛することを選ぶなら、それを配偶者の願う形で表現することが、愛を心に伝える最も効果的な方法であると本書は言います。

非常に示唆に富む内容です。常に相手本位で物事を考えることが愛することにつながるというわけです。

また、最後には夫と妻それぞれに対して、30問ずつ問題があります。12点満点で、自分がどの言語の傾向が強いかを把握できます。

複数あっても全く問題はなく、同列で同じくらい重要であればそれを覚えておくといいとのことです。

愛をテーマにしているので、どうしても夫婦が主役になりますが、今付き合っている人を想像してもいいと思います。奥さんや旦那さん、お付き合いされている方、ご家族で話し合うタネにしてもらえれば幸いです。

それではまた!

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