【稼ぎ方はたくさんある】プロセスをどう活かすか?

考え方・思考法
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こんにちは、クマノミです。

SNSでも「過程」を上手く取り上げて、発信されているインフルエンサーが多いですよね。

今までは、「どういう結果を出すか」という事に大きな価値を見出していました。

ですが、僕たちの周りはモノで溢れかえっています。

もうこれがないと生きていけない!というモノはすでに出回っていますよね。

このことからもある程度のクオリティのモノが溢れかえっている中で、インターネットが普及してきて、自由に「発信」まで出来るようになりました。

「発信」が出来るという事は、情報を収集することも容易になったという事です。

という事は、頑張って作ってきたモノのクオリティに関しては、そこまで差が出なくなってきたという事です。

そこで出て来るのが、世に出すまでの「過程」に対して価値を見出す考え方です。

今回の参考書籍はこちらです。「モチベーション革命」を書かれていた尾原さんの書籍です。

非常に読みやすく、たくさんの事例を使って説明されているので、想起しやすいかと思います。

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プロセスへの価値

先ほど述べたように、現代において「完成品」に対しての差別化が難しくなったことはお分り頂けたかと思います。

そこでプロセスの価値について例を用いて、考えて行きたいと思います。

アーティストの現状

プロセスエコノミーの名付け親とされている、古川健介さんこと、けんすうさんの「00:00 Studio(ふぉーぜろすたじお)」を例にあげさせていただきます。

作品を生み出すアーティストさんというのは、今までは作品を世の中出して、認められてその対価として収入となります。

という事は、生活をするためには世の中に作品を出さなければアシスタントを雇う事も出来ないという事です。

ここでは、漫画家さんをイメージしてみてください。

ネームに取り掛かっていく中で、画中の背景やキャラクターのデザインなど非常に数多くの工程を一人でするには、あまりにも厳しい環境です。

そして生活していくためにも、収入は少なからず必要になります。マネタイズが非常に大変という事です。

それでは、作家さんの外側に目を向けましょう。

その作家さんのファンだとわかりやすいのですが、ファンでなくても漫画を描いてみたい人というのは一定数います。

そんな人たちからすると、実情を知りたいはずです。

そこで、「00:00 Studio」を通じて漫画を描いている様子を定点カメラなどで配信したり、配信していく中で、「ここにはこうこだわって書いてるんですよね」とコメントを出される人もいるそうです。

全く知らない作品でも、作者のこだわりを聞いた日には気になりますよね。

ましてや、ファンの人ならすぐにでも買いたいはずです。

今までは作品を出して初めて収益が入ってきていたが、今では「00:00 Studio」を通じて作品の作成過程でもマネタイズが出来る仕組みが出来ました。

アイドルグループでもプロセスエコノミーが主流

最近だと、「Nizi Project」もプロセスをすべて公開して視聴者の共感を集めています。

「Nizi Project」のように、アイドルになるまでの過程を出していった後に世の中に出てきたら、今までの苦労や衝突も知ったうえで作品を楽しむので、感情も入ってきます。

他にも「AKB」も同様にファンの投票でセンターを決めるので、ファン参加型のビジネスという事がイメージ出来ます。

ファンが参加しながら、ステージに立つまでの過程を共にしてきたという事は、やはり熱烈なファンが出来やすいとも思いました。

まさに体験型のエンターテインメントです。

そう考えると、率先してプロセスを世の中に出していたプロデューサーの方はやはりすごいですね…

僕が思う事

今回、この書籍を読んで初めてプロセスエコノミーを知りました。

そして、このプロセスエコノミーですが「今思えば世の中至る所にあるなぁ」というのが率直な感想です。

僕自身も、先ほど例にあげた漫画家さんがどういう過程で自分の好きな作品を作り上げているのかを知りたいと思いますし、そこにお金を払う価値があるとも思っています。

完全に個人の価値観に大きく左右される事だと思いますが、その「価値観」大きく変わるきっかけになるんじゃないかなと思っています。

作品への価値ももちろん大切ですが、作品というよりもそれを作り上げる「作者個人」に対してお金を出す時代が来ているからです。

これについてとても分かりやすく書かれているのが、こちらです。日本最大のオンラインサロンを運営されている西野さんの書籍も大変勉強になります。

こちらの合わせて貼っておきます。お金というよりも「どこに価値を移っているのか」を解説しているオススメの本です。

まとめ

・技術やネットが発達してきたことで、作品の質に差ができくくなってきた
・そこで作品が出来るまでの「過程」に対して、マネタイズ出来る仕組みが出来た
・クリエイターは世の中に出す前に生活を安定させることで、より個性のある作品が出来る可能性が出来た
・「Nizi Project」や「AKB」などのアイドルグループでも同様にステージに上がるまでの「過程」を出して共感を集めた
・人々が見ている「価値」が少しずつ変わってきている流れが見えてきた

時代の変わり目が見えてきた感じもありますよね。

特に直近の話題だと、「メタバース」も非常に注目されていますし、プロセスエコノミーが現実だけでなく、仮想の世界にも投影されるのかなとワクワクしながら妄想しています^^笑

様々な変化の中で、それらをつなぎ合わせることで、こうなるんじゃないかと想像できるのも一つの楽しみ方だと思います。

どこかで「プロセス」を配信しているのを見たら、この書籍を思い出していただければ嬉しいです。

それではまた!

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