お金は汚いもの?

金融・投資
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こんにちは、クマノミです。

あなたはお金に対して、どのようなイメージを持たれていますか?

「お金は汚い」「お金は悪」一方で、「お金はいい」などなど様々な意見があるかと思います。

個人的な話ですが、僕の実家はサラリーマン家庭で基本的に母親がお金を話を嫌がっていました。恐らく、普段からよくニュースを見ていたので、テレビの報道のまま印象を受けているのかもしれません。

ですが、本当にお金のことについて、話を避けてもいいのでしょうか?

資本主義社会で生活するうえでは、死ぬまで付き合っていく「お金」について知らない・知ろうともしない事は得策なのでしょうか?

そもそもお金って何か?そんな疑問からかみ砕いて話をしていきたいと思います。

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お金って何?

一般的に、経済学では3つの働きがあると言われております。

  1. 価値の保存
  2. 交換
  3. 価値の尺度

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 価値の保存

例えば、物々交換でお米を手に入れたとしても、そのお米も消費期限を過ぎると腐ってしまいます。

ですが、お米の価値の分だけ、お金を持っていることで、そのモノの価値自体を保存していることにもなるのです。

2. 交換

貨幣制度の歴史を辿ると、起源は物々交換と言われております。

モノとモノを交換していく中で、お互いの合意の下、一つの価値基準を定めた方がラクじゃね?となり、お金が出来たと言われております。

理由としては、あなたもご存知の通り、モノではなく、貨幣や紙幣の方が持ち運びが便利になったからです。

一つの側面として、現代においてビットコインなどの暗号通貨が注目されているのは、この貨幣→紙幣→電子マネーという順番の最先端を走っているからです。もちろん1番のミソは「ブロックチェーン」技術ですけども!

ですので、一つの共通した価値を分かち合うことで、社会がさらに便利になり、発展が進んでいくのです。

3. 価値の尺度

先ほど、「価値」という言葉が出てきましたが、この価値は双方の合意の下でのみ力を発揮します。

例えば、桃1個はキャンディー3個分の価値だと定めていれば、桃一個の価値は理解できます。しかし、別のリンゴと桃の価値を測るにはリンゴとキャンディー、リンゴと桃の価値を調べなければいけません。

それを簡単にしてくれたのが、お金です。

数字で何円と決められることで、日によって変動はするものの、だいたいの価値が分かります。

お金については、この書籍が非常にとっつきやすくおすすめです。

お金は悪なのか?

それではお金に関するいい面、悪い面をそれぞれ出していきたいと思います。

お金のいいところ

  • ほしいものが買える(交換できる)
  • 習い事やいい学校に行ける
  • 人を喜ばせれる
  • 寄付したり人の役に立てる
  • 世界中旅行に行ける

お金の悪いところ

  • 欲望に勝てない
  • 詐欺や賄賂が横行している
  • お金のために殺人もある
  • 借金して人生詰んでいる

以上を踏まえて、「悪」なのか?

先ほど、何も分類せずに思いついたものを並べてみました。

さて、上記を踏まえて、結論から言います。

結論、お金は「中立」です。

「悪やないんかい!!」となる気持ちもわかります。

例えば、包丁について考えていきましょう。切れ味の鋭い包丁ですが、調理のしやすさについては「いいモノ」だとわかりますね。

では、それを人に向けたらどうでしょう?完全に凶器になりますよね。

何が言いたいかというと、包丁はあくまでも「ツール」なんです。使う人が「いい」「悪い」と言われるだけで、包丁自体はただの「ツール」なので、「いい」「悪い」もありません。

お金は包丁と同じです。「使う人」が悪ければ殺人や詐欺などもするかもしれません。ですが、お金自体は「中立」なのです。

補足:お金がもたらす恩恵

お金が中立とはいえ、僕個人的にはあった方がいいと思っています。

先ほど、箇条書きでお金のいいところについて、思いついたことをあげてみましたが、ここに集約されるのではないかと思います。

お金があると、選択肢が増える

例えば、無限にお金があれな値段を気にせずに、好きなものを好きなだけ買えますし、習い事や私立の学校にも行かせれる。

そして、人の役に立つために寄付をするにも、余裕を持っていた方がより多く場所で多くの寄付が出来ます。

資本主義社会において、多くのモノやサービスはお金に紐づいています。なので、「中立」のお金を多く持つことは、人生を豊かにする事でもあると思います。ここに関しては、価値観が大きくかかわることなので、人それぞれですが、、

いかがだったでしょうか。

自分の人生観を考えるうえでも、いいきっかけになれば幸いです。

これからの人生、形は変われど今後何十年と関わっていくツールを「如何に」使っていくか、僕も引き続き勉強していきます!

それではまた!

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