時間がないって言うのは、本当か?

仕事術
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こんにちは、クマノミです。

最近周りの先輩たちを見ていて、「ヤバい、時間が足りひんぞ」「なんでこんな忙しいねん」と言っていました。

最近「時間」についての本を何冊か読んでいたこともあり、何気ない会話なんですが、少し気になりました。

そもそも与えられた時間は、人類みな平等ですよね。

そして、デキル人は時間内に仕事を終わっています。

なので、その人だけ1日23時間な訳もないはずです。

であれば、「時間の使い方」が間違っているのかもしれません。

他にも業務の効率内容にも問題があるかもしれませんね。

今回は「時間」についての話なので、その点は割愛して解説していきます。

◆このブログを読むとわかる事
・意外と見落としている無駄な時間
・「隙間時間」の重要性
・どうすれば、隙間時間を作れるのか
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隙間時間の現状

https://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/201805/00679/

アサヒグループ青山ハッピー研究所のインターネット調査が分かりやすかったので、こちらを参考に現状を見ていきます。

  • 調査対象者数 n=729
  • 全国20歳を超えている男女が対象
  • 年齢の分布はなし
  • 調査期間2018年5月30日~6月5日

1日の隙間時間は何時間?

60%が2時間未満であることが分かりました。

2時間未満!!結構多いですね…

更に細かく見ていくと、①30分~1時間未満…15%、②1時間~1時間半未満16%となっています。

この②1時間~1時間半と答えた方は最多となっています。

1日のうちの隙間時間としては、1時間~2時間という結論になりそうですね。

性別で見ても女性の方が比較的多く隙間時間があると答えたそうです。

これに関しては、専業主婦の方もいらっしゃるので、働いている人-専業主婦、リタイヤ済みの世帯などそれぞれの事情がありそうですね。

隙間時間に何をしているのか?

それでは、このデータを参考にする最大の理由に迫っていきます。

https://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/201805/00679/より引用

やはり「テレビ・録画を観る」が最多となりました。

そのほかにも、ネットサーフィンに非常に多いですよね。

個人的には、このネットサーフィンの中にSNSも入っているのかが疑問ではありますが、メディアだけでかなりを占めていそうですね。

思っていたよりも「睡眠をとる」事も上位に入っているのも意外と多いなという印象でした。

何が言いたいかと言いますと、

僕たちは1日2時間未満の隙間時間を、メディアなどの娯楽に使っているという事

1日2時間ってかなりの時間ですよね。

1週間だと14時間。1か月だと56時間。1年だと、672時間。
1年だと、28日間、約1か月の時間を隙間時間に使っていることが分かります。

1年間隙間時間だけで、約1か月分の時間はあまりにも膨大な時間です。

その時間をどう活用するかの重要性がお分り頂けたかと思います。

加えて、昨今スマホの普及により、テレビを見るよりもYouTubeの方が気軽に見れますし、音声の出ないネットサーフィンも自由にできるようになりました。

また、テクノロジーの発展には、様々な恩恵を受けておりますが、一方で企業は様々な媒体を使って出来るだけその隙間時間を狙ってくるようになっている点も要注意ですね。

余談:何をしたかで豊かさが変わる

「時間」について先日面白い本を読みました。

時間とお金の関係性を分かりやすく解説されております。

1日何もしなかった時、忙しかった時、様々あるかと思います。

その中で、今日1日過ごして満足した日ってありませんか?

先ほどの書籍では、人に何かを与えれた時や人助けをした時を「タイムリッチ」と呼んでいます。

こちらでも詳しく解説しています。

どうせなら、人の助けになるよう自分だけでなく、人のためにも時間を使いたいですよね。

その前にまずは、自分が!という気持ちはよくわかります。

https://metahiro8958.hatenablog.com/entry/mazuroから引用

こちらはかの有名な「マズローの欲求5段階説」の図です。

ご覧の通り、まず自分自身の生活や承認を超えた先に、「自己実現欲求」があります。

このことからも、まず自分自身もしっかり生活できるよう、稼ぐ必要もあります。

そして、しっかり稼げるようになったその後から、人のために行動を起こしても決して遅くはありません。

結局は、どういう行動を起こしたかで、1日の満足度にも影響するという事です。

どう対処するのか

モチベーションに頼らない

よく巷でも「モチベーションを高く持つ!」という気持ちを高める意味合いで使われています。

ですが、これは大きな間違いです。

何故かというと、日によってモチベーションが上下するからです。

なので、「今日はしんどいから明日頑張ろう」となる日もあれば、「今日はめっちゃ頑張るで!!!」となる日もあります。

そうではなく、決まった日に決まった時間に淡々と継続させることが最大にコツになります。

マニュアルを作成する事で、自分の行動を管理するという事です。

例えば、1日の行動を1度洗い出します。

その中で、細かく「メールの返信」や「打ち合わせ」などのタスクを書くのではなく、「9時にカフェに行く」ことを記載します。

カフェに行ってすることは、その時に考えるので、まずは必ずカフェに行く事!とマニュアル化します。

このように「行動表」を作るようなイメージで、行動から変えていくことが重要です。

そうすると、無駄な時間の過ごし方はしなくなり、生産的な時間の使い方が自然とできるようになります。

優先順位をつける

自分の行動がマニュアル化出来たなら、次に「何をするか」です。

その際に考えるべき事は、やるべきことを横並びで考えるのではなく、縦並びで判断することです。

要するに、「優先順位」を持ってタスクに取り組むという事です。

こちらのグラフをご覧ください。

https://toyokeizai.net/articles/-/202254?page=3から引用

この中で、重要になるのは②「生産性とバランス」です。

ここをどれだけ増やせるかがカギとなります。

しかし、僕たちは①であったり、③や④にも時間を取ってしまいます。

特に④だと冒頭の隙間時間の使い方のトップにあった、テレビや飲み会などが入ります。

そうではなく、②のスキルアップや知識、健康維持などに使うべきという事です。

このように優先順位をつければ、おのずとやるべきコトが限られてきます。

まとめ

いかがだったでしょうか。まとめると以下の通りです。

・2018年の調査では、多くの人が1日のうちに2時間未満隙間時間がある
・その隙間時間では、テレビや昼寝、ネットサーフィンなどが上位に上がった
・しかし、自分の時間の使い方を振り返る事で、行動を中心にマニュアル化をしてみる
・その後、何をするかを決める際には、自分の生産性に繋がることを優先させる

「3日坊主で全然続かない!」という人でも、行動を振り返って、マニュアル化してみることでかなり改善されると思います。

僕自身も、今では毎朝5時に起きて、そのまま顔洗って少し走りに行きます。

その後に、相場や決算の確認をして動画や本を中心にインプットの時間にあてています。

これを続けて、もう3か月は経っていると思います。

「歯磨きのように自分の生活に取り入れる」ように、工夫してみるのはいかがでしょうか。

それではまた!

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