長期投資の注意点を解説

金融・投資
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こんにちは、クマノミです。

投資をしているなら、長期投資をしている方も多いのではないでしょうか。

短期投資だと、どうしてもチャートの動きに左右されて、落ち着かない思いをした人もいるのではないでしょうか。

しかも、そんな精神状態ではいい成績など出せず…

踏んだり蹴ったりじゃないか( ;∀;)

ということも…僕も経験ありますから、めちゃくちゃわかります泣

そういう経験をしている方なら、長期投資だと成績も比較的安定していて、精神的にも余裕があるので、ラクですよね。

そんな長期投資ラクやん!ゆっくり積み立てよう!と考えているあなたに注意いただきたい点をまとめていきます!

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長期投資の注意するべき点

損する可能性がある

これは、銘柄を保有していると想像できますね。

その保有している銘柄がプラスに伸びている・配当を増やしているならとてもいい状況です。

もはや”理想”です。

しかし、逆の場合も念頭に置く必要があります。

損をした時の考え方が重要かと思いますので、その点に焦点を当てて解説します。

「どこまでのマイナスまでは、許容できるか。」

自分の中で、考えておく必要があります。

そうしないと、永遠にマイナスになっている銘柄を保有して、いつプラスになるかわからない状態で損失を眺めていることになります。(自戒)

よくTwitterで有名な個人投資家に、どれくらいで損切りした方がよいかと質問される方がいます。

もちろん、こういう考え方もあると、一つの目安にする分には良いと思いますが、「リスク許容度は人それぞれ」だと思います。

なぜなら、独身の人もいれば、結婚して子供が何人もいる家庭、若い人もいれば定年過ぎた方もいらっしゃいます。

抱えている背景は千差万別で、その背景によってリスク許容度が違うということです。

極端な話、あなたが今20代で独身なら思いっきりリスクを取って、全財産なくなっても復活はたやすいと思います。

時に、勝負どころでしっかり張る投資家は大きなリターンを得ています。

ぜひ、あなたの「リスク許容度」を見直してみてください。

関連記事です。【簡単に全体像を掴もう】株式投資のメリット・デメリット

複利ではなく、単利で運用

単利でも運用しているだけお金が増える可能性は大きいのですが、せっかく運用するなら複利で運用したいですよね。

関連記事です。【投資】複利についてわかりやすく解説!

実は、「再投資」の設定をしていないがあまり、元金が増えておらず単利で運用する事があります。

最初の設定が非常に重要になっていますが、設定自体はとても簡単なのでぜひ「再投資」の設定だけは忘れないよう、ご確認ください。

手数料の支払い

本日お伝えしたい1番の内容です。

個別銘柄に投資する方はあまり関係ありませんが、インデックスやETFに投資をする方は必見です。

なぜなら、長期投資の成績にかかわらず、毎年「信託報酬」という手数料が発生するからです。

これは、「利益が出ても、損が出ても関係なく発生する手数料」です。

ですので、必ず発生する経費として念頭に置いてください。

モーニングスターの比較表が見やすいので、ご紹介します。

https://www.morningstar.co.jp/FundData/FundRankingCost.do

基本的には0.1%を切っているものが多いですね。

ですが、実際に銀行の窓口で紹介されている「投資信託」だと1%を超えるのが多いです。

また、インデックスという指数に連動するのではなく、ファンドで運用している「アクティブファンド」の投資信託も人の手が入ってきますので、手数料は高めです。

しかし、アクティブファンドだとインデックスの指数以上の成績を出すことを使命としていますので、上手くいけばインデックス型よりも大きな利益を得られる可能性はあります。

イールドギャップを考える

手数料の話から発展させます。

先ほど、信託報酬を考えるべきと言いました。

アクティブファンドだと基本的に1%は超えますので、手数料は割高と言えます。

しかし、ここで考えるべきは「イールドギャップ」という考え方です。

これは、「金利差」という意味です。

要するに、利益が出る金利と手数料の金利との差額です。

例えば、利益が10%出る投資信託で、信託報酬が1%と設定します。

そうすると、10%ー1%=9%が実質の利益となります。

ここから税金が引かれますので、さらに低くなりますが、考え方を覚えて頂ければ結構です。

また上記条件から、逆にー10%を出してしまっても変わらず信託報酬はありますので、-11%の計算になります。

このように、インデックスでは年に5~7%出せればいいといわれており、4%くらいが相場と言われております。

インデックスの王道のS&P500についても、解説しています。

その世界で、1%が手数料として織り込むには、とても大きな数字ではないでしょうか。

アクティブファンドの中では、とても好調な成績を出しているファンドもあります。

しっかり精査さえできれば少し割高な手数料を払っても、イールドギャップを計算したらインデックス以上の成績が出る場合は、検討の余地ありですね。

また、長期投資に欠かせないのが、「NISA」です。関連記事として貼っておきます。

【非課税制度はやっぱりすごい】NISAについて解説!
こんにちは、クマノミです。 あなたはNISAをご存知ですか? NISAとは、「小額投資非課税制度」のことを言います。 要するに、「少ない投資をする際に税金を免除しますよー!」という制度です。 これは、本ッ当に有難い制...

いかがだったでしょうか。

長期投資のメリットが非常に大きいので、脳死状態で投資をしている人もいらっしゃいます。

実際にそういう状態の方が成績を出せるという何とも言えない真理もあるみたいですが。笑

ですが、注意するべき点に関しては、知っていて逆に損することはありません。

損失回避をするためにぜひ、あなたの設定から、手数料を確認してみてください^^

それではまた!

 

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